定年後再雇用
定年後再雇用の5年目は週3日勤務に減らしました。月火水だけ勤務です。 週3日勤務になったら、1か月があっという間に過ぎる感覚になりました。これはフルタイムのときと逆の現象だと思います。フルタイムで残業をしていたときは、会社にいる時間が長いため、…
職探すシニア25万人、10年で2.2倍 ミスマッチ解消必須(日本経済新聞) だいたいこんな内容です。・ハローワークで仕事を探す65歳以上が10年間で2.2倍と急増している・シニアには事務職の人気が高いが、求人はマンション管理や清掃などが多い・人材派遣会社は…
2021年4月に、企業に70歳までの就業確保の努力義務が課せられることになりました。 「努力義務」は努力を強制することであり、企業に対してある程度の導入実績を強く求めるはずだ、と思っていたのですがその考えは間違いだったようです。 70歳までの就業機会…
雇う側の立場で考えてみると、定年後再雇用社員は給料が安く教育の必要がないので、ある程度仕事ができればよく、便利な存在のはずです。 同じ仕事を派遣にやらせると高くつきます。派遣には最初から説明する必要があり、その後もコミュニケーションが発生し…
最後の年である5年目は勤務日を2日減らし、週3日勤務にしました。65歳以降の生活にうまく移行できるように体を慣らすためです。 お金の面ではもっと早くから週3日にできたのですが、妻には理解されなかったでしょう。「2024年から年金を一部もらえるから、そ…
定年になって再雇用で働くなら、働く側から見て、定年後再雇用とはどういうことかを事前に十分理解すべきです。 ネットの記事や本は、簡単な説明にしかなっていないと思います。また、雇う側に立った内容に過ぎないものが多くあります。 1.定年後再雇用の…
1955年4月1日生まれ(現在68歳)までは61歳で厚生年金の報酬比例部分がもらえていました。だから、再雇用で1年だけ働いて年金が一部もらえるようになったからやめる、ということもできました。 ところが、1959年4月2日生まれ(現在64歳)だと64歳でやっと報酬比…
将来、もし年金支給開始を65歳からさらに引き上げるとしたら、現在人々を苦しませている定年後再雇用の制度を見直すことが絶対に必要です。 例えば68歳に引き上げるなら、今のままだと再雇用を8年間続けることになり、不幸な人をさらに増やすことになります…
定年後再雇用は、リタイアに向けていろいろな準備ができる期間として使えば非常にいい制度です。この間に、これまで会社のために使っていたリソースを少しずつ減らして自分のために使うよう、気持ちを切り替えられます。 しかし、5年間というのは多くの人に…
■今までとは違うことを要求されることに対して これには、心の準備をするしかありません。 現役時代の忙しいときに役職定年後、定年後のことを考えて対策を練っておくことができるのか疑問です。 役職定年、定年になってから問題を認識するのでは遅いですが…
ひとつは、今までと違うことを要求され、それに対応できないことです。 役職がある場合、なくても上の立場であればあるほど、一般的、全体的な仕事、情報を流通させる仕事、できるだけたくさんの情報をインプットし、まとめ、総合的に判断する仕事をしていま…
定年前からの流れのまま、問題なく再雇用で5年間働けるとは限りません。情報が遮断される、仕事がなくなる、毎日が無駄に思える、となってくると、残り少ない人生のためにはやめたほうがいいかもしれません。 そういう場合に備えて、いろいろな選択肢を考え…
定年後再雇用には、自分が成長しない、つまらないというデメリットがあります。 このデメリットを減らす方法は、短日数勤務にして自分の時間を増やすことです。 もはやこの方法しかない、仕事はどうにもならない、という人向けです。仕事が充実している、面…
結局、定年後再雇用で働いたことはよかったのかと考えることがあります。 お金の面では再雇用が合理的ですが、もし老後資金がある程度あって、お金のことをあまり考えなくてもいい状況であったらどうすべきだったでしょうか。 定年後再雇用のお金以外のメリ…
セミリタイアの条件は、 ・比較的若い時期にメインの仕事をやめる・仕事は減らしながらも続け、ある程度の収入を得る・減った収入を補えるだけの資産を作っておく・そして自分の時間や生活を楽しむ と考えると、定年後再雇用はセミリタイアに近いことが分か…
アイデアその1 いままでよりも時間をかけてできるだけ丁寧に仕事をする 現役時代はスピード重視、仕事量重視でできるだけたくさんアウトプットし、もし間違っていても後の人にフォローしてもらい、チームワークでなんとかしていたと思います。再雇用でもそ…
定年後再雇用の4年目になりました。50代の10年間の会社生活はあっという間でしたが、60代の再雇用の5年間は長く感じます。 長く感じる理由は時間に余裕があるからで、その理由は、・会議に呼ばれないので会議に消費する時間が減る・従来の仕事は整理・改善さ…
NEC、さらば役職定年 50代後半「消化試合」にしない(日本経済新聞) NECは実力主義で約1000人を管理職に復帰させ、シニアの力を生かす。 とありますが、その1000人の管理職が60歳で定年後再雇用になったらどうなるかはこの記事に書かれていません。 定年後再…
働く時間を減らすと、自分の時間が増えるメリットと給料が減るデメリットがあり、どっちを取るか、と考えるのが普通です。 しかし64歳に限っては、定年後再雇用の最後の年であり、デメリットを減らせる仕組みがいくつかあってトータルでプラスが大きくなりお…
週刊ダイヤモンドの2022年10月8・15日合併特大号の特集「役職定年の悲哀」に、 「2025年4月から定年制を採用しているすべての企業において65歳定年制が義務となる」 とありますが、これは全くの間違いです。 現在は、厚生年金の報酬比例部分をもらっている人…
SPA!の2022年8月16日・23日合併号に「今から備える60歳でもう働かない技術」という特集記事があります。「再雇用されずに「お金に困らない老後」を過ごす!」ともあります。 記事の対象は50代です。50代は、再雇用で働きたくない、でも生活のために少しのバ…
どこの会社にも定年後再雇用者専用の就業規則や給与規定があると思います。正社員向けとはかなり内容が違うので、専用のものを作らざるを得ないからです。 2020年に定年になる人なら、2019年頃に2018年版の就業規則や給与規定を見て、自分の労働条件などを確…
定年後再雇用では年月が経つにつれてだんだん暇になっていきます。 今ある仕事は、役目が終わって必要がなくなる、整理されて他の仕事と合わせて別の人が引き取る、システム化されてやらなくてもよくなる、改善されてトラブル対応に取られる時間が減る、とい…
定年後再雇用の給料を350万円とします。これは、大企業勤めの人の定年直前の給料が700万で、それが半分になったイメージです。 給料350万の内訳は月給25万、年2回のボーナス25万とします。月給分が300万、ボーナス分が50万です。 雇用継続給付金は月給に対し…
還暦からの人生戦略 佐藤氏は1960年生まれなので、同じ世代です。元外交官であり、現役時代は対ロシア外交の最前線で活躍し、2002年に鈴木宗男事件で逮捕され有罪になりました。外務省を失職したあとは作家として活躍しています。このため公務員で定年を迎え…
定年後再雇用2年目は1年目に比べて1年が長く感じました。 この原因は、仕事が減って空いている時間が増えたためだと思います。 仕事に追われているとあっという間に時間が過ぎますが、何もやることがないと時間が過ぎるのが遅く感じられます。 そこそこ仕事…
定年後再雇用の3年目がスタートしました。引き続きフルタイムです。 仕事というものはだんだんとなくなっていきます。 今ある仕事は、社内外の環境変化により少しずつなくなっていきます。 役目が終わって必要がなくなる、整理されて他の仕事と合わせて別の…
日経BPコンサルティングが2021年1月に行ったアンケート調査「定年後の就労に関する調査」についてのブログ記事を先日書きましたが、日経BPコンサルティングは5月にも似たようなアンケート調査をやっています。 再雇用世代&若い世代 現場のホンネ(Corparate …
「バブル入社組が70歳まで居座る」これから現役世代が被る重すぎるリスク3つ(プレジデント) これまでは給与を下げる代わりに現役世代のじゃまにならない程度の簡便な仕事を与えて65歳まで福祉的に雇ってきた企業も少なくない。 これはひどすぎる言い方です。ほ…
公的年金の目減り 2~3年の繰り下げ受給でカバーも(日本経済新聞) 厚生労働省が2019年に公表した財政検証の経済前提を基に、独自に試算しました。将来の経済が「やや悲観」(財政検証のケースⅣ)の場合、現在の年金額に比べて、今50代の人は約1割、40代の人…