YukunP’s diary

古すぎる「定年」のイメージを変えたい! 今の定年は違うんです

リタイア生活

誰がシルバー民主主義を喧伝しているのか

それは、・政府(内閣府)・政府に採用された学者・政府の意向に沿った記事を出すメディアの3者です。 1.内閣府地方自治体の歳出配分における「シルバー民主主義」の検証(内閣府の研究論文) だいたいこんな内容です。・八代氏は本当だと言っている・島澤氏…

シルバー民主主義は嘘か本当か

いろいろ調べてみると、シルバー民主主義は嘘という意見が多いです。 「高齢者差別」この愚かな社会(和田秀樹 著)の第5章の最後「現代の民主主義に潜む真理を知る」に、こんな指摘があります。 なぜ、現代の日本では、人口の27パーセントも老人がいるのに、…

シルバー民主主義とは

この記事が一番詳しいです。「シルバー・デモクラシー」の虚偽(SYNODOS 吉田徹) そもそも「シルバー・デモクラシー」は何を意味するのか――もっとも早くこの言葉を使ったのは、著名な政治学者だった内田満が1986年に著した『シルバー・デモクラシー 高齢社会…

被差別「高齢者」にならないために

「高齢者差別」この愚かな社会(和田秀樹 著)の第5章に、被差別「高齢者」にならないためのアドバイスがあります。 ・健康を維持すること 弱ると軽視され抵抗できなくなる・働き続けること・無知、情報弱者から脱却する 生活保護の権利、病院の評判、薬の使い…

高齢者による高齢者バッシング

「高齢者差別」この愚かな社会(和田秀樹 著)の第2章に、高齢者による高齢者バッシングの具体例があります。 高齢者を差別しているのは、実は高齢者だ ・老人ホームで、健常者が、認知症や要介護になった人を別棟に移すよう要望する・老いに対する強い拒絶感…

「高齢者差別」この愚かな社会(和田秀樹 著)

「高齢者差別」この愚かな社会(和田秀樹 著 2017/7/28) 7年前の本です。和田氏は高齢者専門の精神科医であり、徹底的に高齢者に寄り添っています。 各章のタイトルは以下です。第1章 高齢者を邪魔者扱いし差別する異様な社会第2章 日本社会に横行する高齢者…

嫌老社会を超えて(五木 寛之 著)

嫌老社会を超えて(五木 寛之 著 2015/9/19) 9年前の本です。有名作家の本なので、たくさんの書評があります。 「「嫌老」を克服し、「賢老社会」をめざそう」 これも、嫌悪する人を批判するのではなく、嫌悪される高齢者が改善しようという主張になっていま…

嫌老社会とは

「嫌老社会」という言葉があります。18年前に出版されたこの本のタイトルにあり、おそらくこれが最初です。 嫌老社会 老いを拒絶する時代(長沼 行太郎 著 2006/9/16) 「老い」を嫌悪する時代に、それと向き合う思想と技術を徹底考察。格差問題から「老い」に…

成田悠輔氏の「高齢者は集団自決」発言について

成田悠輔(Wikipedia) 成田氏は2019年からこの主張をしていました。 2019年2月9日、グロービスが主催した社会保障制度改革のパネル討論で、「『葉隠』の「武士道というは死ぬことと見つけたり」という一節を引き合いに、高齢者が老害化しないために「人は適切…

高齢者が目標を持つ場合は目立たないようにしたほうがいいかもしれない

昨年2023年の8月に、三浦雄一郎氏が90歳で富士山に登頂したというニュースがテレビなどで流れました。 90歳、車いすで富士山頂「夢だった」 プロスキーヤー三浦雄一郎さんの尽きぬ冒険心(朝日新聞デジタル)【三浦雄一郎さん】90歳で富士山頂に 首から下に麻…

おすすめ本「歩き続ける力」(三浦雄一郎 著)

歩き続ける力(2019/4/11) ある山のビジターセンターでたまたまこの本を見つけました。似た内容の本がいくつか出ています。 65歳から始める健康法(2014/6/26)三浦雄一郎の「歩く技術」 60歳からの街歩き・山歩き(2011/10/12) 三浦氏は、・50代までに世界七…

リタイア後に必ず聞かれるらしい質問とその回答

アーリーリタイア者からみた”勘弁してほしい3つの言葉”(50代からの東京アーリーリタイア生活)より 1.毎日やることがないでしょう 「仕事をしていなければやることがない」という発想そのものにびっくりです。もし仕事以外に何もすることが無い人生を送っ…

投資家になるには

個人投資家になるにはいくら必要? 資金の目安や基本的なステップも解説(Yahoo!ファイナンス) 投資家とは、株式や債券などの金融商品に資産を投じて、継続的に利益を得ようとする人のこと。個人投資家・機関投資家・海外投資家の3種類に分けられます。 個人…

夏目漱石が説明する、仕事が嫌い、できれば働きたくない理由

明治44年8月に明石に行われた大阪朝日新聞社主催講演会の講演録である、「道楽と職業」で説明しています。 要するに職業と名のつく以上は趣味でも徳義でも知識でもすべて一般社会が本尊になって自分はこの本尊の鼻息を伺って生活するのが自然の理である。 こ…

FIREの経済的自立は目指すべきだが、リタイアは目指すものではないと思う

FIREが流行して経済的自立とリタイアがひとまとめにされるようになっていますが、この二つは本来別のものです。 経済的自立は、収入の確実な依存先がいくつもある状態です。これはいいことなので、大いに目指し、達成に向けてどんどん進めていけばいいです。…

「リタイア後も社会との接点を持ち続けることが重要です」を疑う

「リタイア後も社会との接点を持ち続けることが重要」かどうかをネットで調べてみると、真逆の2種類の意見があることが分かります。 リタイア後に社会的つながりを保つにはどうしたらいいか(リクルート)【東大講師による提案】「地域社会から孤立せず、幸せ…

「大人の週刊現代」は80代向けか

楽天マガジンという、雑誌のサブスクリプションサービスを利用しています。1200誌もあるため、普段読まないような雑誌でもなんとなく読んでしまいます。 週刊現代、ポスト、文春、新潮といった、中年男性サラリーマン向けだったはずの週刊誌がすっかりシニア…

DINKsのライフスタイルは高齢夫婦の参考になるか

DINKsとは、共働きで子供を意識的に作らない、持たない夫婦、またその生活観のことを指す。英語の "Double Income No Kids" または "Dual Income No Kids"の頭文字等を並べたものである。(ウィキペディア) DINKsと高齢夫婦は、夫婦二人暮らしで同居している…

60代が地域の老人クラブ、シニアクラブなどに入ることはいいこととは限らないと思う

新貧乏ながら気楽な人生TVのRYUさんが、60代以降はシニアクラブに入ることを提案しています。 60代以降はシニアクラブの活用がおすすめ 参加により第二の人生を大きく好転させる方も少なくありません 定年退職後に社会との接点を失うことで、外部の情報を…

60代は社会的には高齢者、身体的には中年、生き方的には20代と考えると正しい判断ができます

1.60代は社会的には老後、高齢者である 社会の構成員としては現役を引退したとみなされます。だから社会では高齢者として振る舞います。現役ではないので、一歩下がった控えめな態度で社会と接します。環境が変化したら自分がそれに適応して変わらなければ…

人生後半を自分が生きたいように生きる方法

プレジデント 2023年9月15日号「人生後半を変えるノート」に八木仁平氏の記事「人生でやりたいことノート100」があります。 だいたいこんな内容です。 ・幸福感をもたらす要因の重要度では、「健康」「人間関係」に続いて「自己決定」が強い影響を与える。 …

老後のことをいつから考え始めるべきか

貯金・節約系YouTuberなど、20代、30代から老後のことを考えている人がいます。しかし20代、30代で考えるのは早すぎます。まだわからないことが多いからです。 お金だけでもわからないことが多すぎます。 例えば、・年金を支払っている途中であり、将来の年…

無敵の老後

無敵の老後(勢古浩爾 著) 著者の勢古氏は2017年出版の「定年バカ」という本で、「定年後は何かしなきゃ、生きがいをもたなきゃ」というのは一種の病気であってその呪縛をとくべきだ、と主張していました。 その後、脳梗塞になり、75歳になって書いたのがこの…

シニアの孤独とは何か、そしてそれをどうやって改善すればいいか

「孤独とは何か」を調べると、 孤独(Wikipedia) 孤独とは、精神的なよりどころとなる人や、心の通じあう人などがなく、さびしいこと。 「自分がひとりである」と感じている心理状態を孤独感という。 たとえば、物理的には大勢の人々に囲まれていても、自分の…

周りの人(または自分)に問題があるなら老後は孤独なほうがましです

孤独こそ最高の老後(松原 惇子 著)より第1章 孤独を避けようとするほど不幸になる第2章 孤独なほうが、むしろ老後は幸せになれる第3章 孤独なほうが健康対策もうまくいく第4章 老後資金は、自分ひとりが楽しめる小遣いさえあれば十分第5章 人間関係も生きが…

「孤独死」のメリット

ひとりが楽しい 人生戦略 (プレジデント2023年 3/3号)の、心療内科医の松田ゆたか氏による「日本人が誰も知らない「孤独死」のメリット」の記事(p.44)より ・今の日本社会は、孤独そのものを忌避する傾向がある・しかし多くの人にとって、むしろ他者との関係…

リタイアは第二の人生なのだから、これから自分の人生を作っていくぞという決意が必要です

【第二の人生】セミリタイアで得られる「生まれ変わる」感覚(30歳1000万円でリタイア) セミリタイアは「ジョブチェンジ」に近い。まったく違う職種への転職です。いままで貯めてきた経験値はほとんど役に立たない。「奴隷的経験値」とは別に「自由人的経験値…

リタイアすることは人に言わない方がいいらしい

【沈黙は金】リタイアすることは人に言わない方がいいです(30歳1000万円でリタイア) その理由は、 リタイアを公言すると、 ・まじめに働くのがいいことなんだ・仕事は楽しみだ、いきがいなんだ というラリった人が聞きつけてきて、 「リタイア生活はつまらな…