孤独こそ最高の老後(松原 惇子 著)より
第1章 孤独を避けようとするほど不幸になる
第2章 孤独なほうが、むしろ老後は幸せになれる
第3章 孤独なほうが健康対策もうまくいく
第4章 老後資金は、自分ひとりが楽しめる小遣いさえあれば十分
第5章 人間関係も生きがいも、孤独ベースのほうがうまくいく
第6章 死に支度こそ、孤独なほうが進めやすい
松原 惇子氏は「クロワッサン症候群」で有名になった人です。
老後になっても孤独のほうがいいと、孤独のメリットを説明しています。
第1章にあるように、孤独を避けようとして、
・無理やり老人ホームに入る
・夫が妻に近づく
・養女を迎える
・後妻を迎える
などの人間関係を無理に作ると不幸になる、というのはその通りだと思います。
今の人間関係に問題がある場合、孤独なほうがそこから逃れることができるので幸せになれます。
周りの人(家族、親戚、友人)に問題がある場合、さらに自分に問題がある場合も、孤独なほうが、幸せになれる可能性があります。
第3~6章はちょっとこじつけだと思います。
第3章 孤独なほうが健康対策もうまくいく
(家族がいると病院に行くように言われるが、孤独だと行かなくていい)
⇒健康に問題があるから行くように言われるのであって、行きたくないから行かない
というのはよくありません。
第4章 老後資金は、自分ひとりが楽しめる小遣いさえあれば十分
⇒女性は年金が少ないのでひとりだと苦しいはずです
夫婦、またはできるだけ集まって住んだほうが経済的です
状況次第、その人の性格次第で、集まって生きるか、孤独で生きるかを決める、というのがいいやり方ではないでしょうか。