YukunP’s diary

古すぎる「定年」のイメージを変えたい! 今の定年は違うんです

2024-01-01から1年間の記事一覧

FIREの経済的自立は目指すべきだが、リタイアは目指すものではないと思う

FIREが流行して経済的自立とリタイアがひとまとめにされるようになっていますが、この二つは本来別のものです。 経済的自立は、収入の確実な依存先がいくつもある状態です。これはいいことなので、大いに目指し、達成に向けてどんどん進めていけばいいです。…

Copilotにインフレ時に繰り上げ返済をすべきか聞いてみたらちゃんと答えてくれませんでした

EdgeブラウザのCopilotに聞いてみました。 「インフレのときは住宅ローンの繰り上げ返済をすべきですか、すべきでないですか」 すると、要領を得ない回答だったので、さらに聞いてみました。 「あなたの答えは、住宅ローンの繰り上げ返済をすべきか、すべき…

インフレ時に住宅ローンを繰り上げ返済すべきかどうかでFPの意見が分かれています

FPによって正反対の意見があります。 繰り上げ返済すべきでない派のFPインフレ時代に住宅ローン繰り上げ返済について調べてみた。(いーさん) 予想物価上昇率≧住宅ローン金利なら、繰り上げ返済せずに、資産運用に回した方が資金効率が良いと思いました。ただ…

インフレ時に低金利の住宅ローンの繰り上げ返済は損です

例えば10年で物価が3割上がるとします。これは1年で2%上がるなら十分現実的な数字です。 お金の価値は10年後に1/1.3=0.77倍になるので、住宅ローンの負担も0.77倍に減ります。10年分返済した後なので、実際はもっと減っています。10年後は3割上がった給料で…

「経済的自立」とは

「経済的自立」は辞書やWikipediaには載っていません。調べてみると、3種類の意味があることがわかります。 一つ目は若者向けの「経済的自立」です。自分で自分のお金の面倒を見て、親に依存しないことです。 アメリカの高校生が学ぶ「経済的に自立」する方法(…

贅沢な暮らしとはどんなものか

贅沢とは、goo辞書によると、 1 必要な程度をこえて、物事に金銭や物などを使うこと。金銭や物などを惜しまないこと。また、そのさま。「贅沢を尽くす」「贅沢な暮らし」「布地を贅沢に使った服」「たまには贅沢したい」2 限度や、ふさわしい程度をこえる…

富裕層のライフスタイルとは

富裕層が大事にしている生活スタイルとは!?(Daily advertising co.,ltd) ・時間を大事にしている 「タイムイズマネー」の精神を持っているため、無駄な時間を過ごすことがない ・自分へ投資をしている 「経験」や「体験」によって得られるスキルや知識を重…

裕福な高齢者がお金を使わない3つの理由

高齢者が数千万円、1億円を超えて持っていてもお金を使わない、使えない、というネットの記事をよく見ます。 その理由は、主に3つあるようです。 1つ目は将来が不安だからです。 お金が必要になったときに備えたい、いざというときにお金がないと困る、ある…

老後資金を高級老人ホーム、保険外治療(自由診療)に使うのはばかばかしいと思う

高級老人ホームの広告をよく見ます。富裕層向けなのでしょうが、高すぎます。一生かかって貯めたお金をこれにつぎ込むのは、ばかばかしいと思います。介護は安い方法を選び、余った分を家族に残すほうがましです。 そして、60歳を過ぎて死ぬ間際に保険外治療…

老後資金の計算には妻の資産を加えるべきです

老後の生活設計をする際にまず必要なのは、将来想定される収入と支出、そして自分の資産額を把握することです。 65歳になれば収入と資産はほぼ確定します。その内訳は、貯金、厚生年金、退職金、企業年金、年金保険、親の遺産、ですが、これに妻の資産を加え…

年金だけで暮らせるなら老後資金はほぼいりません

「老後資金はいくら必要か」で検索すると1000万円から5000万円まで、いろいろな意見があります。 ちゃんとした企業のWebサイトで、FPなどの専門家が言っているのでそんなに必要なのか、そんなものかと思ってしまいます。 しかし記事をよく読むと、どの試算も…

年金だけで暮らせるようにするために必要なこと

年金だけで暮らせるようにするためには、・収入を確保すること・支出を減らして収入以下にすることの2つが必要です。 これがないと持続可能になりません。逆にこれができれば、120歳まで生きても安心です。 収入は、・夫は、現役世代の年収が平均以上だった…

定年後再雇用で週3日勤務にしたときに起こること

定年後再雇用の5年目は週3日勤務に減らしました。月火水だけ勤務です。 週3日勤務になったら、1か月があっという間に過ぎる感覚になりました。これはフルタイムのときと逆の現象だと思います。フルタイムで残業をしていたときは、会社にいる時間が長いため、…

プレジデント誌の「定年」の特集について

「定年」の新常識 2024(プレジデント2024年3/29号) 最初の文章の担当が「定年後」の著者の楠木新氏であることから、この特集は「定年後」の本の内容を中心に作成したものと推測できます。 この6ページの文章には疑問がたくさんあります。 「金持ち定年への…

「年金は損得で考えてはいけない」について

これはネットの記事でよく目にします。いろいろ読んでいくと、2種類の意味があることがわかります。 1.若い世代が払い損になると不満を持っていることに対して、年金は損得ではない、保険なのだと諭すもの 年金制度、損得論・破綻論からの卒業を(日本経済…

年金を60歳からもらうことのデメリット

60歳からもらっていい人は、24%減額されても十分生活できる支給額の人です。あるいは十分な資産があって減額分を長期に渡って補える人です。 年金を60歳からもらいたいと言っているのはおそらく働きたくない、貯金がない、という人ではないでしょうか。そう…

森永卓郎氏の「年金は60歳からもらえ」という本について

森永卓郎氏は、「年金は60歳からもらえ」という本を2012年に出しています。年金は60歳からもらえ 繰り上げ受給は、デフレ時代の賢い選択 森永氏は1957年生まれなので55歳のときです。彼自身はおそらく63歳から報酬比例部分をもらえます。 2012年は東日本大…

多くの高齢YouTuberが年金は繰り上げ受給がいいと主張しています

「繰り上げ派」というらしいです。 【年金】繰上げ受給の効果3つ。繰上げ0.4%は問題ないし、年金総額は変わらない。安定収入、自由時間、老後は収入を減らすのが税金面、健康保険面で有利。(年金暮らし70) 年金の繰り上げ受給を62歳で決めた3つの理由 / 62…

特別支給の老齢厚生年金の請求から受給までのプロセス 2024年版

1959年4月2日生まれから1961年4月1日生まれまでの男性は、特別支給の老齢厚生年金が64歳の1年間だけ受け取れます。 まず、請求用紙が誕生日の約3か月前に送られてきました。すぐに申し込もうと思いましたが、「64歳の誕生日の前日以降に提出が可能となります…

e-Taxで税金が安くなる(かもしれない)メリット

e-Taxで確定申告(還付申告)をすると、・混んでいる税務署に行かなくていい・1月末に申告が終わり、2月中旬に還付金が振り込まれるというメリットがありますが、実はそれ以外に、税金が安くなる(かもしれない)メリットもあります。 まず、所得税額を正しく計…

「リタイア後も社会との接点を持ち続けることが重要です」を疑う

「リタイア後も社会との接点を持ち続けることが重要」かどうかをネットで調べてみると、真逆の2種類の意見があることが分かります。 リタイア後に社会的つながりを保つにはどうしたらいいか(リクルート)【東大講師による提案】「地域社会から孤立せず、幸せ…

「社会との接点」とは何か

高齢者や老後について調べていると「社会との接点」という言葉が出てきます。 例えば、 「定年退職後、社会との接点がなくなり、精神的なフレイルから身体的なフレイルに陥ることがよくあります。だから短時間の仕事をすることで社会との接点を保つようにし…

定年後は暇なのか暇でないのか、お金が心配なのか心配ないのか、どっち?

「定年は意外と楽しい」 脱・カイシャが促すひとり消費(日本経済新聞) だいたいこんな内容です。 ・現役中はリタイア後のお金や退屈の不安を持つが、実際にリタイアしてみると自由な消費を謳歌できる場合が多い・会社への帰属意識が「団塊の世代」より若い世…

老後にお金を使い切る具体的な方法

こんな方法で少しずつ着実にステップアップしたらどうでしょう。 ステップ1:せこい節約をやめる 1.水道光熱費を節約しない冷暖房を我慢して電気代を節約することをやめます。寒いのにシャワーにして水道代、ガス代を節約することをやめます。夫婦二人し…

老後にお金を有意義に使い切るために考えること

単に使い切るだけなら簡単です。家を買うとか、寄付をすればすぐになくなります。 そうではなく、せっかく頑張って稼いで貯めたのだから、自分のため、あるいは家族のために有意義に使いたいものです。お金を使うことは世の中のためにもなります。 まず、何…

「定年後は働きたくない」について

50代男性が「定年後はもう働きたくない、ゆっくりしたい」と言っている、としばしば聞きます。 これは、「定年後は働きたくない、ゆっくりしたいのだが、お金の心配があり、いつまで働くべきだろうか」という悩みになっています。 その答えは、「どうぞご自…

日本はOECDの定年廃止の提言を完全無視するでしょう

日本に定年制廃止を提言 OECD、働き手の確保促す(日本経済新聞) 1/11のニュースですが、2週間ほど経って検索してもどこからも賛成意見が出ていないようです。 定年は決して廃止されることはないし、65歳に延長されることもないと思います。なぜなら、経済界…

「新人類」について言及しためずらしい記事

「新人類」すべて還暦に 孫とTikTok・ひとり囲碁で満喫(日本経済新聞) これは「新人類」について言及しためずらしい記事です。・「新人類」とは、1980年代に登場した、当時の若者を指す言葉である・1955年から64年に生まれた世代のこと・伝統的な価値観に縛…

日経新聞は高齢者は求められる(低賃金の)仕事をしなさいというが、そうはうまくいかないと思う

職探すシニア25万人、10年で2.2倍 ミスマッチ解消必須(日本経済新聞) だいたいこんな内容です。・ハローワークで仕事を探す65歳以上が10年間で2.2倍と急増している・シニアには事務職の人気が高いが、求人はマンション管理や清掃などが多い・人材派遣会社は…

70歳までの就業確保の努力義務があるのに会社は何もしていません

2021年4月に、企業に70歳までの就業確保の努力義務が課せられることになりました。 「努力義務」は努力を強制することであり、企業に対してある程度の導入実績を強く求めるはずだ、と思っていたのですがその考えは間違いだったようです。 70歳までの就業機会…