YukunP’s diary

古すぎる「定年」のイメージを変えたい! 今の定年は違うんです

高齢者が目標を持つ場合は目立たないようにしたほうがいいかもしれない

昨年2023年の8月に、三浦雄一郎氏が90歳で富士山に登頂したというニュースがテレビなどで流れました。

90歳、車いすで富士山頂「夢だった」 プロスキーヤー三浦雄一郎さんの尽きぬ冒険心(朝日新聞デジタル)
【三浦雄一郎さん】90歳で富士山頂に 首から下に麻痺も山岳用車イスで…(日テレNEWS)
90歳の三浦雄一郎さん、車いす使い富士山登頂(読売新聞オンライン動画)

だいたいこんな内容です。
・三浦氏は現在、障害をもっている(要介護4)
・それでも富士山に登りたいと思い、リハビリを始めた
・それを叶えてあげたいという周りのサポートがあった
・大半を車いすで引っ張るという方法で山頂に到達した
・山頂からの景色はすばらしく、感慨深いものであった

三浦氏の本を読んだあとなら理解できるのですが、背景など知らない人が大部分なので、YouTubeのコメント欄の反応は批判的なものが多いです。
現代社会の縮図(若者が高齢者を支えているという意味?)」
「意味不明。本当の登山家なら自分の足で登れなくなったら辞めるべき」
「これは登山とは言えないな。沢山のサポーター達のお陰でできた様なもの」


高齢者は、この世の中の反応をよく考えるべきです。
・高齢者はおとなしくすべき
・周りの手を煩わしてはいけない、迷惑をかけてはいけない
・お金持ちの高齢者が派手なことをやるのは気に入らない

若い障碍者が同じことをやったら同じように批判されるでしょうか。
おそらくそうはならないでしょう。

高齢者はこういう世の中の雰囲気を認識し、やりたいことをやる場合は目立たないようにするなど、対策を考えるべきでしょう。