定年後の生活
「定年」の新常識 2024(プレジデント2024年3/29号) 最初の文章の担当が「定年後」の著者の楠木新氏であることから、この特集は「定年後」の本の内容を中心に作成したものと推測できます。 この6ページの文章には疑問がたくさんあります。 「金持ち定年への…
「定年は意外と楽しい」 脱・カイシャが促すひとり消費(日本経済新聞) だいたいこんな内容です。 ・現役中はリタイア後のお金や退屈の不安を持つが、実際にリタイアしてみると自由な消費を謳歌できる場合が多い・会社への帰属意識が「団塊の世代」より若い世…
50代男性が「定年後はもう働きたくない、ゆっくりしたい」と言っている、としばしば聞きます。 これは、「定年後は働きたくない、ゆっくりしたいのだが、お金の心配があり、いつまで働くべきだろうか」という悩みになっています。 その答えは、「どうぞご自…
仕事について 1.定年後再雇用・定年後再雇用で5年間働くのは無理がある・情報を遮断される、新しい仕事を振られない、となってほとんどの人は仕事ができなくなる・フルタイムで働けば生活できる収入を得られるが、時間を取られるのがデメリット・理想は短…
定年後」が充実している人に聞いた、幸せに過ごすコツ(TJMOOK) という本が2023年1月に出版されています。これは参考になるかもと見てみたのですが、前書きのページに 充実したセカンドライフを送っている方々へ取材し、先輩方から「人生の後半戦を幸せに過ご…
標準的には65歳で年金がもらえます。元サラリーマンなら厚生年金も退職金もあるので、ある程度節約すれば働く必要はありません。したがって、65歳で仕事をするならお金以外の理由で働くはずです。 働くことで健康になるというのはその通りです。65歳にもなる…
30歳くらいで「リタイアしました」とブログを書いているのをよく見ます。 彼らはたいてい十分なお金はなく、経済的自由を獲得したわけではありません。だから実態は少なくともリタイアではありません。働かなければ生活できないからです。 自立しているニー…
伊能忠敬は事業家として成功した後、49歳でリタイア、50歳で測量学を学び始め、55歳から71歳まで全国を測量して日本地図を作るという偉業を成し遂げた人です。 老後の生き方について調べていると、第二の人生は伊能忠敬のように生きるべきだ、という記事をよ…
老後は環境によって決まるとします。 IT業界では定年を65歳にするという話はほとんど聞いたことがなく、おそらく定年の年齢を上げることは最後まで抵抗するでしょう。 70歳までの雇用努力義務も、できれば無視したいと考えているはずです。 さらには、できれ…
凡人は成功した人のまねをして、自分も成功したいと努力します。しかし老後になったら、成功した人のまねをするのはやめたほうがいいです。 現役時代に成功した人は、老後を否定し、いつまでも現役を続けたいと願っています。 ・成功した状態をいつまでも続…
「老後」を辞書で引くと「年老いたのち。年をとってからあと。」とあり、明確な定義がないことが分かります。 「老後はいつから」で調べると、 ・平均66.8歳(生命保険文化センター)・67歳くらい(メットライフ生命)・「65歳から」と「70歳から」に分かれる(厚…
リタイアだと多額の資産を運用するか、年金をもらっているか、子育て終了後といった条件があり、そもそも難しく、できるとしても50代になってしまうと思います。 しかしセミリタイアならそれよりずっと早くできます。 ・ある程度の資産の運用、少しの賃金労…
3年以上経過したところで振り返ってみると、予想以上に支出が抑えられています。 その理由は、 1.教育費と子供のこづかいがいらない 2.光熱費が思った以上に減った 子供がいなくなってもそんなに変わらないのかなと思っていましたが、予想以上の支出減に…
30歳1000万円でリタイア タイトルは「リタイア」となっていますが、実際はセミリタイアです。この中の「リタイア生活」カテゴリーに184本の記事があり、老後の参考になります。 1.住む所について 【破滅】「都会に疲れたから農村に移住」の間違い・「田ん…
1.常に合理的、科学的に考える 老後は医療などで決めなければならないことが多く出てきます。その際に迷ったら、常に合理的かどうか、科学的かどうかで判断します。 民間療法は信じません。占い、スピリチュアル、迷信、などには関わらないようにします。 …
2020年前後に定年になった世代は、若いころに「しらけ世代」とか「新人類」と呼ばれていました。ひとつ上の団塊の世代に反発して真逆の考えを持つようになった世代です。 しらけ世代(Wikipedia) しらけ世代(しらけせだい)は、1960年代(昭和30年代~昭和40…
「信条」は主には宗教的な意味ですが、それ以外に「堅く信じ守っている考え、信念」という意味もあります。宗教的な意味を除くために「生活信条」とすることが多いようです。 そして「生活信条」で検索すると、大学生向けの就活、就職面接の対策のページがた…
佐藤 優氏は著書「還暦からの人生戦略」の中で、大学での明確な目的のない勉強を批判しています。 大学の公開講座などでは、リタイア後のシルバー層の人たちが目立ちます。なかには明確な目的があって勉強している人もいますが、仲間と合ってコミュニケーシ…
よく「50歳から老後資金を貯めるにはどうすればいいか」という記事を見かけます。 20代30代の貯金系、投資系YouTuberが50代60代向けに作っている動画もあります。 50代貯金ゼロからでも間に合う老後資金の対策法(Kentaro.) 【大丈夫!】50代貯金0円からでも…
リスク(Wikipedia)とは、 ・「将来のいずれかの時において何か悪い事象が起こる可能性」という意味・リスクの大小は、事象の「重大性」と「可能性」で決まる という意味であり、例えば、 ・株式投資にはリスクがあります・手術にはリスクがあります・企業の…
タイムパフォーマンス(Wikipedia) かけた時間に対する効果、すなわち「時間対効果」のことである。かけた費用に対する効果(費用対効果)を意味する「コストパフォーマンス」の「コスト」を「タイム」(時間)に置き換えた造語。 「タイパとは」で検索した記…
例えば、 1.家事 家事をていねいにします。家にずっと居るなら家事をやります。妻がほとんどやっているなら、それを手伝います。妻の下請け仕事をやる、家事手伝いになる、家事については妻が上司である、ということです。これをやれば妻との関係もよくな…
健康寿命について調べていると、2つの異なった意味で使われていることに気が付きます。 ひとつは厚生労働省 e-ヘルスネットの健康用語辞典にあるWHOの定義です。 WHOが提唱した新しい指標で、平均寿命から寝たきりや認知症など介護状態の期間を差し引いた期…
楽天マガジンは、月額418円(税込)で1000誌以上の雑誌が読み放題になるサービスです。雑誌によっては多くの記事が削除されていてがっかりすることがありますが、旅行ガイドや、ほぼ広告のような雑誌は削除部分がほとんどなく、十分使えます。 男性向けカテゴ…
・現役時代の収入 ー 現役時代の貯金 = 現役時代の生活費・年金 + 老後資金の運用分 + 老後資金の取り崩し = 老後の生活費 (老後資金の運用ができている場合)・現役時代の生活費 > 老後の生活費 という計算式が成り立ちます。これからわかることは、 収入が…
妻がほぼ専業主婦で、夫が妻に生活費を渡して生活している場合を想定します。 妻が節約してその生活費の中から保険料を払い、年金保険に入っており、妻が60歳になったので払い込みが終わり、個人年金を受け取れるようになったとします。 その結果、この個人…
生命保険文化センター「生活保障に関する調査」によると、ゆとりある老後生活費は平均で月37.9万円、最低日常生活費は平均で月23.2万円で、差額は月14.7万円です。 その月14.7万円の使い道は、 ・旅行やレジャー・日常生活費の充実・趣味や教養・身内とのつ…
高齢期の資産運用 3つの段階、3つの原則(山崎 元)【楽天証券 トウシル】 3つの段階とは、 1. 45歳から65歳までの高齢準備期説明:リタイア後の経済・金銭・生活の立案と準備をする期間課題:計画的貯蓄と効率的運用 2. 60歳から75歳までの高齢前期説明:運…
YouTubeを「60代 資産運用」で検索しました。 【保存版】60代からの資産運用と老後対策!【お金の勉強】(お金と時間の学校) 「60代からの投資は基本はやめておこう」が結論です。 50~60代からの資産運用はこれで対策!「〇〇がたぶん一番いい」(井上ヨウスケ…
最近、女性ライターが書いた、または女性編集者がまとめた60代女性向けの本が多く出版されている印象があります。 キーワードが似通っていて、分類するとこんな感じになります。 行動・やめる・頑張らない・持たない 身軽に 断捨離 ダウンサイジング 見た目…