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おすすめブログ「30歳1000万円でリタイア」

30歳1000万円でリタイア

タイトルは「リタイア」となっていますが、実際はセミリタイアです。
この中の「リタイア生活」カテゴリーに184本の記事があり、老後の参考になります。


1.住む所について

【破滅】「都会に疲れたから農村に移住」の間違い
・「田んぼ」は先進文明の象徴だった
・「農村社会」は濃密な人間関係がある
・都会に疲れたら行くべき場所は山奥か別荘地


小屋暮らしより別荘暮らしがセミリタイア向きです
セミリタイアは住居が大事であり、賃貸で月に5~6万円払うのは無駄の極み
・住居費を安くあげるには以下の選択肢がある
 ・小屋作り:楽しいが不便
 ・安アパート:初期費用安く堅実 工場撤退で家賃崩壊したアパートを借りる
 ・田舎の古民家再生:自然な生活だが村八分が怖い
 ・安い別荘を買う
  別荘地には因習がなく、静かに暮らしたい人が集まるため過ごしやすい
  管理費に注意すること 東伊豆の物件は価格10円で管理費が年80万円
・お金があれば地方都市の戸建てがいい


「田舎暮らしは不便だから無理」という幻想
・時間の欠乏が「便利さ」を生んだ
・時間の有り余ったリタイア者に「便利さ」は不要
・都市の楽しみは「受動的消費」に過ぎない
・田舎暮らしもそんなに悪くない
 あるもの:静けさ、清浄な空気、きれいな空、豊かな自然風景、自然の動物や生き物
 ないもの:人、広告や看板
 インターネットの利点が大きい


2.退屈について

【退屈】リタイア生活が「飽きる」のは当然です
セミリタイアが飽きるのは当然のプロセス
・最愛の〇〇でも飽きる瞬間は必ず来る
・したいことを見つける試行錯誤によって、より円熟したリタイア生活に向かっていく


セミリタイアが「退屈」で「飽きる」理由
・リタイア生活は「何もしない生活」ではない
社畜マインドのままリタイアすると行き詰まる
 社畜時代に夢見ていた、何もしないでゆっくりしてばかりの生活は破綻する
 社畜時代に夢見ていた、消費するだけの生活はつまらないしお金が持たない
・人生で楽しいのは「労働」
 賃金労働はたいていの場合クソ
 本当に楽しい労働生活に移行する 金のためでなくてもいい
 ・自分が毎日熱中できる仕事
 ・自分の能力や才能が活かされる仕事
 ・自分が何のために生まれたのか実感できる仕事
・逆に、社畜でいる方が幸せな人もいる
 自分は何にも向いてない、趣味なんてないし、消費しないで自分で楽しみを創出できるとも思えない人


リタイア生活に飽きてきたらすべきこと
・リタイア生活は最初はとても刺激的だが、しだいに飽きてくる
・これに積極的に「不自由」や「困難」を加えることで、ちょうどいいバランスになる
 例えば、
 ・週2回のバイト、1ヶ月のリゾートバイト
 ・マラソン大会の入賞を目指す
 ・英語の資格に挑戦する
 ・ボランティアをしてみる
 ・近所の農家に声をかけて「手伝わせてください」って言ってみる
・リタイア生活はあくまで「スタートライン」
 リタイア生活は甘美であり、飽きるのは当然
 何かにチャレンジして、嫌になったら戻ってくればいい これはノーリスクの挑戦


3.テレビについて

テレビはセミリタイアの天敵です
・テレビを観ていると「消費者」になる
・意外と私たちは広告に支配されている
・広告は差異という幻を生みだす

テレビを観ていると付加価値の高いものを買いたくなり、無駄遣いにつながります。
テレビに出ている「成功した人」「まともに生きている人」を見て、自分が惨めに見えてきます。
ニュースは暗い事件ばかり、NHKの料金もとられる、電気代もかかります。
いいことがありません。


【ゾンビ】21世紀にまだテレビを見てる「愚民ども」の特徴
・いまだにテレビを見てるのは愚民
 ・食べることしか関心がない番組
 ・テレビに出ているのは美人とおもしろい芸人であってそれと自分を比較してしまう
 ・テレビのせいでリスクへの恐怖が異常に強くなる
 ・恐怖ゆえに権力者に守ってもらいたくなる
・テレビは社畜製造装置
 労働時間が長いほど、疲れてテレビを見るくらいしかできなくなる


4.その他

「リタイアするとバカになる」これは事実です
・ストレスがない代償として、脳が衰えることは避けがたい
・リタイアすると批判的になる
 ・学校でも企業でも軍隊でも、トラウマを植えつけて訓育する
 ・それがリタイア後に「悪いのは自分ではなく社会だった」と気づくだけ
・問題は「知性の劣化」である
 批判的態度に「知性の劣化」が加わると「老害」となる


セミリタイア後に「友達をつくる」方法
・「自分から仲間をつくる」ことを私たちは学んでいない
・「ゆとりがある」と友達ができやすい
 リタイア者は時間的にゆとりがあるので他人に合わせてあげやすい


「リタイア生活がつまらない」そんな人いるのか?
リタイア生活で楽しめることは、
(1) 学習――アタマを鍛える
どんな金持ちでも、王様でも、バカなら不幸
(2) 運動――カラダとアタマを鍛える
健康は幸福の9割 運動すれば健康になりアタマをよくしてくれる
(3) 交友――友だちと遊ぶ
誘われたらだいたいOKする ヒマな無職なのでホイホイついていく
そういう人間は便利なので結構友達関係が長続きする
(4) 隠遁――社会を離れる
愚か者の楽園に住んでいる人々の幸福を羨ましがってはならない
それを幸福だと考えるのは、愚か者だけであるから(ラッセル「自由人の十戒」)
(5) 節制――人生を上手に生きる
「ガポガポ稼いで、好きなもんを食いまくる」は金を失って身体を壊す
私たちに必要なのは玄米や納豆 質素な食事ならローコストで健康になれる
(6) 創造――みんなのためになんかつくる
セミリタイアがうまくいってる人は、なんらかの創造的活動をしてる人が多い


このように、リタイア生活に参考になるアイデアがたくさんあります。

・リタイア生活はどうしても飽きるので、積極的に「不自由」や「困難」を加えることでちょうどいいバランスをとる
・リタイアしたらテレビを見ない方がいい
・知性を磨く、運動を続ける努力が必要
・時間があるので友達を作りやすい
・なんらかの創造的活動をする

といったところは老後のリタイアにも生かせると思います。