3年以上経過したところで振り返ってみると、予想以上に支出が抑えられています。
その理由は、
1.教育費と子供のこづかいがいらない
2.光熱費が思った以上に減った
子供がいなくなってもそんなに変わらないのかなと思っていましたが、予想以上の支出減になりました。
子供の電気・ガス・水道の使い方が荒かったのだと思います。
老夫婦だけだから今日はシャワーで済ませよう、となるともっと減ります。
使用量が少ないと従量料金が安いので、さらに金額が下がります。
3.老後に備えて貯金しなくていい
これは忘れがちです。
再雇用の5年間でやるべきことは、年金がもらえる65歳まで老後資金をできるだけ温存することです。
貯金を増やす必要はなく、減らなければよしとします。
貯金を頑張った人ほどこの影響が大きくなります。
4.病気の治療費にお金がかかっても、治療の間はレジャー費がかからないので、実質的に治療費が負担にならない
医療費にいくら、レジャー費にいくらと考えて貯金をしたら貯金しすぎです。どちらかしかかかりません。
再雇用の5年間で予想以上に生活費がかからないことが実感できると、65歳以降の年金生活で足りない金額は実はそれほど大きくないことが見えてきます。
老後資金がそれほどいらなかったことがわかれば、その分、余裕のある暮らしができ、働く必要がないこと、あるいはほんの少し働くか、働かずにその分を節約すればいいのか、も見えてきます。