・現役時代の収入 ー 現役時代の貯金 = 現役時代の生活費
・年金 + 老後資金の運用分 + 老後資金の取り崩し = 老後の生活費
(老後資金の運用ができている場合)
・現役時代の生活費 > 老後の生活費
という計算式が成り立ちます。これからわかることは、
収入が多いサラリーマンで貯金をあまりしていない人は、年金が多く、退職金も多くてその運用分もあるのですが、生活費が平均以上のため、苦しくなる可能性があります。
しかし、節約する、少し働くなどの工夫をすればなんとか暮らせそうです。
一方、収入が多いサラリーマンで貯金を多くしている人は、年金が多く、退職金と貯金も多く、それらの運用分もあるのに生活費が低いので、お金が余りそうです。
もっと言えば、使い切れない状態になると思います。
余ったら妻と子供にあげればいいというなら問題ないのですが、せっかく貯めたのだから使いたいと思うと、頑張らないと使えないとなりそうです。
散財すればいいだろ、と思いがちですが今まで貯金を頑張ってきた人の信条として、
・質素に生活し、無駄遣いしない
・支払うお金に見合うだけの価値があるモノ・サービスだけを買う
・最新の、限定品、安心の、などは買わない
・贅沢は厳選する
があるので、なかなかお金が使えないはずです。
努力してお金を使うという、他人から見ればうらやましい状態になると思います。