YukunP’s diary

古すぎる「定年」のイメージを変えたい! 今の定年は違うんです

2024-06-01から1ヶ月間の記事一覧

嫌老社会を超えて(五木 寛之 著)

嫌老社会を超えて(五木 寛之 著 2015/9/19) 9年前の本です。有名作家の本なので、たくさんの書評があります。 「「嫌老」を克服し、「賢老社会」をめざそう」 これも、嫌悪する人を批判するのではなく、嫌悪される高齢者が改善しようという主張になっていま…

嫌老社会とは

「嫌老社会」という言葉があります。18年前に出版されたこの本のタイトルにあり、おそらくこれが最初です。 嫌老社会 老いを拒絶する時代(長沼 行太郎 著 2006/9/16) 「老い」を嫌悪する時代に、それと向き合う思想と技術を徹底考察。格差問題から「老い」に…

成田悠輔氏の「高齢者は集団自決」発言について

成田悠輔(Wikipedia) 成田氏は2019年からこの主張をしていました。 2019年2月9日、グロービスが主催した社会保障制度改革のパネル討論で、「『葉隠』の「武士道というは死ぬことと見つけたり」という一節を引き合いに、高齢者が老害化しないために「人は適切…

高齢者が目標を持つ場合は目立たないようにしたほうがいいかもしれない

昨年2023年の8月に、三浦雄一郎氏が90歳で富士山に登頂したというニュースがテレビなどで流れました。 90歳、車いすで富士山頂「夢だった」 プロスキーヤー三浦雄一郎さんの尽きぬ冒険心(朝日新聞デジタル)【三浦雄一郎さん】90歳で富士山頂に 首から下に麻…

おすすめ本「歩き続ける力」(三浦雄一郎 著)

歩き続ける力(2019/4/11) ある山のビジターセンターでたまたまこの本を見つけました。似た内容の本がいくつか出ています。 65歳から始める健康法(2014/6/26)三浦雄一郎の「歩く技術」 60歳からの街歩き・山歩き(2011/10/12) 三浦氏は、・50代までに世界七…

本やネットにある「死ぬまでに資産を使い切る」情報のダメなところ

1.想定寿命を100歳にしている 50代から資産形成をはじめ、70歳から使い始め、100歳までに使い切りましょうという提案があります。 しかし今の60代が100歳まで生きることはまれです。だから70歳から使い始めるのは遅すぎます。70代ならいつ余命宣告されても…

死ぬまでに資産を使い切るべきかどうかは年金額で変わります

死ぬまでにお金を使い切るべきではない、使い切るべきだ、と正反対の考えを持つ人がいるのはなぜでしょうか。ひとそれぞれ、いろんな意見があるからでしょうか。 いろんな意見があっていいじゃないか、ということではなく、意見が違う理由があると思います。…

死ぬまでに資産を使い切る理由

いろいろあると思います。 1.DIE WITH ZEROの考え方 この本では「人生で一番大切なのは思い出づくり」としています。稼ぐことが目的で働くなら、十分稼いだところでリタイアし、そのお金を活用してできるだけ経験を豊かにすべきです。やりたいことができる分…

「死ぬまでに資産を使い切る」を否定する考え方について

普通は、「お金はあの世に持っていけない」「せっかく貯めたのだから使うべき」と考えると思います。 しかしマネー系YouTuberの多くはそうは思わないようです。 「資産を使い切る」という発想は変だと思っています(井上ヨウスケ/井上FP事務所)だいたいこんな…