YukunP’s diary

古すぎる「定年」のイメージを変えたい! 今の定年は違うんです

企業年金がもらえるなら60歳からもらったほうがいい理由

企業年金がもらえる場合、支給開始を60歳から70歳くらいまでの間で選べるようになっていると思います。

この場合、60歳からもらい始めるのがおすすめです。
その理由は、定年後再雇用だと給料が激減するからです。企業年金で生活費を補填します。
退職一時金は運用に回し、できるだけ温存します。

収入が少ないとどうしても収入の範囲内で暮らそうとして無理に節約してしまいます。
考えてみれば、65歳以降は厚生年金、企業年金、退職一時金があって、さらに個人年金や貯金があるのなら、無理に節約する必要はないはずです。

60代前半は活動的でお金が必要なので、できるだけ収入が多い方がいいです。
その方が人生が充実します。


税金面でもお得です。
60代前半の年金控除は60万円+調整控除10万円の計70万円なので、この範囲なら無税です。確定申告することで源泉徴収されていた所得税が全額還付されます。

65歳以降に厚生年金をもらい始めると、ほとんどの人は65歳以上の年金控除額110万円を超え無税ではなくなるので、60歳から企業年金をもらうことで65歳以降の税額を減らせる効果もあります。


これは60歳から老後資金を使い始めることを意味します。

老後資金はできれば死ぬときにちょうどなくなるよう、計画的に少しずつ使っていくべきです。だから企業年金を60歳からもらって使い始めるのは悪くない選択だと思います。