このロジックは「気にしすぎる」と書くことで反論を封じています。
一見正しいように見えますが、その裏には健康のことはあまり考えたくないという思考停止があると思います。
似た言葉に「病は気から」があります。
精神をポジティブに保つことで肉体にいい影響を与える、というなら正しいのですが、精神をポジティブに保てば病気にならない、病気に打ち勝てるというなら間違っています。進行する病気は進行するからです。
「気にしすぎる」も「気にする」も不要です。
やるべきことは、何も気にせず、以下のステップを実行することです。
1.健康について正しく対策しましょう
・食事の習慣を見直しましょう
食べ過ぎ、飲み過ぎ、塩分取り過ぎなどをやめるだけです
たいした制限ではなく、苦行でもありません
・生活の習慣を見直しましょう
禁煙できないのは依存症なので治療しましょう
・筋トレをしましょう
エンドルフィンというホルモンが分泌され幸せな気分になるそうです
・健康診断を受けましょう
・何かひっかかったら精密検査を受けましょう
・精密検査で治療が必要となったら治療を受けましょう
・将来のリスクを減らすため、つらくても標準治療を今受けましょう
定年後なら、いくらでも時間をかけて対策できるはずです。
「忙しい」という言い訳はできません。
2.ダメな時はあきらめましょう
対策しても60代だとあまり改善しない場合があります
その場合は残念ですが自然現象、寿命と考えてあきらめましょう
体力が落ち、身体機能が落ち、痛いところが増えることを気にし悩むのではなく、少しでも改善するよう前向きに努力し続けましょう。
そして少しでも結果が出たら喜ぶようにし、残念ながら結果が出なくても、高齢なのだから仕方ないととらえましょう。