YukunP’s diary

古すぎる「定年」のイメージを変えたい! 今の定年は違うんです

老後は「ていねいに」「自分で」「こまめに」を心がけて行動すれば、いくらでもやることがあります

例えば、

1.家事

家事をていねいにします。
家にずっと居るなら家事をやります。
妻がほとんどやっているなら、それを手伝います。
妻の下請け仕事をやる、家事手伝いになる、家事については妻が上司である、ということです。これをやれば妻との関係もよくなるでしょう。

2.家の管理

自分で家のメンテをします。
DIY、修理を自分でやります。リフォームもできるだけ自分でやり、できないところは信頼できそうな業者を自分で調べて依頼します。
家電の購入や設備の更新、車や自転車の修理など、やることはたくさんあります。

3.家計

主に妻が家事をするなら、夫が家計を担当します。
まずは老後のお金の計画を綿密に立てます。
資産運用も自分でやります。「ほったらかし投資」というのは勉強の時間がない現役世代がやることです。時間がたっぷりある高齢者は勉強すべきです。

4.健康

健康維持をていねいにやります。トレーニングを週3回、1回2時間かかるとすると、週6時間の確実な予定ができます。
食事・栄養の勉強にも時間を使います。

5.医療

健康診断は年1回、半日かかるだけですが、60歳を過ぎればたいてい何かを指摘されるものです。要精密検査になったら進んで追加検査を受けます。
そして必要ならすぐに治療を受けます。
また、気になるところは放置せずにすぐに医者に行きます。60歳を過ぎれば関節が痛いとか、どこか悪いところがあるはずです。

6.遊び

遊びをていねいに自分でやります。
綿密に計画を立て、すべて自分で手配します。
旅行の場合はパック旅行に申し込むのではなく、行先リストとスケジュールを自分で考え、交通機関、ホテル、レンタカーなどを全部自分で手配します。
行ったことがない場所だと自分は何も知らないので、情報収集にかなりの時間がかかります。
でもこれをやることで鮮明に旅行の記憶が残ります。

7.イベント参加

親戚、知り合い、地域、公的機関のイベントにこまめに顔を出します。
参加すれば主催者に感謝されます。これは時間があるからできることです。

8.リテラシーの獲得

まずITリテラシー、それをベースに情報リテラシーを身につけます。
その上にヘルスリテラシーと金融リテラシーを身につけることにより、健康とお金の不安をなくすことができます。
何よりもまずこれらの勉強が必要です。


以上を「ていねいに」「自分で」「こまめに」やれば暇でやることがないという状態にはならないはずです。

男性の先輩方が定年後に毎日やることがなくて困っている、というネットの記事をよく見ますが、これがよくわかりません。
もしかしたら、自分がやるのは仕事のような高尚なことだけであり、家事、日常生活のこと、その他細々したこと、さらには自分自身のことさえも、自分が手を出してまでやることではない、と思っているのではないでしょうか。
そうだとしたら、それは違うと思います。

「ていねいに」「自分で」「こまめに」が当たり前になれば、定年後に働くのをやめたら何をすればいいかわからないという時代は終わるでしょう。