定年後再雇用でかつての部下が上司になったという話をよく聞きます。
試練だとは思いますが、割り切って、クライアント様だと思って、雑用もどんどん引き受けて、空いている時間を見つけて役に立ちそうなスキルを磨いておけば、生活に必要なお金を確保した上で成長できるはずです。
そしてさらにこの経験は65歳の退職後に生かせると思います。
「かつての部下が上司」という過酷な状況に5年間耐えられたのだから、
「いままで支えてくれた妻を今度は自分が家事手伝いになって支える」という状況にも耐えられるはずです。
これができれば「家に居場所がない」「何もやることがない」「家で何もしない」といった状況はなくなります。
これができなかったことがこれまでの定年後の男性の不幸の原因だったのではないでしょうか。