凡人は成功した人のまねをして、自分も成功したいと努力します。
しかし老後になったら、成功した人のまねをするのはやめたほうがいいです。
現役時代に成功した人は、老後を否定し、いつまでも現役を続けたいと願っています。
・成功した状態をいつまでも続けたい だからずっと働き続けたい
・現役時代のような地位のある立場で生き生きと仕事をしたい
・だからいつまでも死にたくない、若返りの方法を研究し実践する
という特殊な生き方をしがちです。
本を出している、ネットで記事を書いているのはそういう人が多いです
・定年後もフルに仕事ができるように独立、起業する ⇒ 楠木氏、大江氏
・年金を受け取らないで稼ぐ ⇒ 勝間氏
・若返りの方法を研究・実践する ⇒ ホリエモン
そしてこういう人たちを利用して生涯現役、人生100年を唱えているのが、
・安い労働力が欲しい企業
・その企業から広告をもらっているメディア 日経など
・そのメディアから仕事をもらっている人たち
専門家、コンサルタント、アナリスト、ジャーナリスト、ライター
・たくさん働いて経済を活性化して税金をたくさん納めて欲しい国
です。
凡人はこれを真似してはいけません。
・仕事の負担が大きく、それ以外のやりたいことができない
・これから自分で成功しなければいけないというのは無理がある
・年金を繰り下げ受給したら予想外に早く寿命が尽きて損をする
・老いという自然現象に逆らい、効果が不確かな薬を使うのは健康にマイナス
情報リテラシーを獲得している60代であれば、
・自分が老後であることは紛れもない事実である
・老後を否定しているのは一部の特別な人たちに過ぎない
ということを認識し、自分にあった生き方を選択できるはずです。