YukunP’s diary

古すぎる「定年」のイメージを変えたい! 今の定年は違うんです

新人類が高齢者になったらそれまでの高齢者とは真逆で常識が全く通じません

2020年前後に定年になった世代は、若いころに「しらけ世代」とか「新人類」と呼ばれていました。
ひとつ上の団塊の世代に反発して真逆の考えを持つようになった世代です。

しらけ世代(Wikipedia)

しらけ世代(しらけせだい)は、1960年代(昭和30年代~昭和40年代)に活性化した日本の学生運動が鎮火したのちの、政治的に無関心な世代。1980年代(昭和50年代後半)には、世相などに関心が薄く、何においても熱くなりきれずに興が冷めた傍観者のように振る舞う世代を指した。また、真面目な行いをすることが格好悪いと反発する思春期の若者にも適用された。このことからノンポリ世代(ノンポリせだい)とも呼ばれる場合もある。

また、高度経済成長と学生運動時代が終わった後から冷戦が終結したころに成人した1955年(昭和30年)から1965年(昭和40年)頃に生まれた世代は、「新人類」と呼ばれることがある。


新人類(Wikipedia)

栗本慎一郎が作り出した造語で、1980年代に用いられた。1979年頃からテレビやラジオ、大衆週刊誌などのマスメディアでも広く使われ、当時の若者を「従来とは異なった感性や価値観、行動規範を持っている」と規定し、否定的にも肯定的にも(要するに、都合良く)扱った。

成熟した成人として、社会を構成する一員の自覚と責任を引き受けることを拒否

共有体験は、受験勉強以外にも、テレビ番組や漫画・アニメ、ロック、テクノポップ、洋楽などといったサブカルチャーの体験を特徴とする。

親子の葛藤は少ないというのも特徴の一つである。親子間の文化の壁が小さく、いわゆる「友達親子」(一卵性母娘)型家族が増えたのもこの世代の特徴である。


団塊の世代と新人類がこれだけ大きく違うということは、老後についても大きく違うということです。

団塊の世代:生涯現役で働き、社会に関わりを持ちたい
新人類  :責任のある仕事をしたくないので早くリタイアしたい

団塊の世代:趣味がなく老後は何をしていいかわからない
新人類  :趣味があり過ぎて早くリタイアしてそれをやりたい

団塊の世代:子供が成人しても子離れできない 孫の援助でお金が足りない
新人類  :友達親子なので疎遠になっても気にしない 援助せず自分で使う


団塊の世代が書いた本、団塊の世代にヒヤリングしてFPやキャリアアドバイザーや医師がまとめたほとんどの本は、団塊の世代のことを書いているに過ぎず、新人類にはかなりの割合で当てはまりません。

同じく、ネットにあふれる老後の記事、その中に書かれているシニアへのアドバイスの多くは、新人類には当てはまりません。

せっかくたくさんの情報があるのに自分には役に立たないというのは残念なことです。

新人類の老後の生き方は全く新しいので、大部分を自分で考えるしかないということであきらめるしかありません。