YukunP’s diary

古すぎる「定年」のイメージを変えたい! 今の定年は違うんです

シニアの孤独とは何か、そしてそれをどうやって改善すればいいか

「孤独とは何か」を調べると、

孤独(Wikipedia)

孤独とは、精神的なよりどころとなる人や、心の通じあう人などがなく、さびしいこと。 「自分がひとりである」と感じている心理状態を孤独感という。 たとえば、物理的には大勢の人々に囲まれていても、自分の心情が周囲の人から理解されていない、と感じているならば、それは孤独である。


「孤独」と「孤立」の違いは? 若者が感じること、高齢者が陥るもの―コロナで深刻化した問題も(Medical Note)

混同されやすいのですが、この2つは異なる概念です。孤独は、寂しいというような主観的な「感情」のことです。一方、孤立は、客観的に見て他者とのつながりが少ない「状態」を指します。
孤独を感じている人は孤立していることが多く、孤立している人は孤独を抱えやすいという特徴があります。


つまり孤独とは、

・他人との関係により感じる
・寂しいという感情
・精神的なものであり、家族と一緒に住んでいても、周りに人がたくさんいても感じる
・その人の主観的な感情である

といったことになります。

人によって孤独を感じたり、全く感じなかったり、
さらには同じ状況でも孤独を感じたり、感じなかったりします。


では、人はどんなときに孤独を感じるのでしょうか。

孤独を感じるのはなぜ?孤独を感じる人の特徴や割合、対処法を紹介!(yururi)

1.友達が少なく、一緒に遊ぶ友達がいないとき
2.趣味がなく、休みの日もすることがなく、ずっと退屈なとき
3.ご飯を一緒に食べる人がなく、おいしくないご飯を一人で食べるとき
4.仕事が忙しすぎる・仕事が無さすぎるとき


高齢者の孤独感について(おまかせさん)

1.日々出来なくなることが増えていくとき
2.健康面や金銭面、将来への不安を感じたとき
3.やむを得ず一人暮らしになったとき
4.社会的な関わりが減少したとき
5.定年、役割の喪失、免許の返納、居場所の閉鎖


老後の孤独・寂しさは想像以上!万全な対策で不安を解消しよう!!(なっとく!ブログ)

1.同級生が亡くなっていく
2.知っている芸能人が出演しなくなる
3.兄弟姉妹が先に亡くなる


つまり、

・一緒にいる人がいないと孤独を感じる
・身近な人、身近に感じるひとがいなくなっても孤独を感じる
・退屈なときにも孤独を感じる
・将来の不安によっても孤独を感じる
・健康の悪化、身体能力や認知能力の低下によっても孤独を感じる
・社会との関わりが少なくなっても孤独を感じる

といったことになります。
他人との関係以外にも、退屈、困難、能力低下、病気、将来の不安でも孤独を感じるようです。


では、どんな人が孤独を感じやすいのでしょうか。

孤独を感じるのはなぜ?孤独を感じる人の特徴や割合、対処法を紹介!(yururi)

1.他人と比較する人
 ⇒他人と比較すると、劣等感を感じ、孤独を感じやすい
2.笑う機会が少ない人
 ⇒笑う機会が少ないと、面白い、楽しいと思うことがなくなり、孤独を感じやすい
3.運動をしていない人
 ⇒運動の習慣がないと、部屋にいたままで脳や体が活性化せず、孤独を感じやすい
4.自分の世界に閉じこもっている人
 ⇒自分の世界に閉じこもっていると、外からの刺激がなく、孤独を感じやすい
5.子供時代につらい過去がある人
 ⇒子供時代につらい過去があると、他人を信用できず、孤独を感じやすい


つまり、
孤独を感じやすいタイプと、あまり感じないタイプの人がいるということです。


「定年後の一番の問題は孤独です」というときの孤独の解決は簡単です。仕事を見つけてその組織に入ればいいのです。

それ以外のシニアの孤独は、あまりに問題の範囲が広すぎて対応が難しいです。

いつ、どの場面で、どのように孤独を感じるかをリストアップして、それぞれを分類し、ひとつひとつ原因を特定して改善するしかありません。

お金の問題なら、
⇒家計改善をします。

病気なら、
⇒治療をします。

相手にされない、劣等感を持っているなら、
⇒能力改善、性格改善をします。

寂しい、一緒にいる人がいない、孤立しているなら、
⇒相手をしてくれるサービスを利用するとか、行政に相談します。

メンタルに問題がある、やる気が出ない、喪失感、体調不良なら、
⇒お金など他の問題を改善することによって、メンタルを改善できるかもしれません。
⇒筋トレをすることでも、ホルモンが分泌され、改善できるかもしれません。
⇒自己肯定感を上げるなどの考え方を学ぶことでも、改善できるかもしれません。


スキルアップ、メンタル改善、をしたうえでコミュニティ探しという流れで多くは解決できるのではないでしょうか。

とはいっても、これまで長い間生きてきてできなかったことが、シニアになってからできるようになるとは考えづらいです。

解決の道はあるはずですが、実行するとなるとかなり難しいかもしれません。