YukunP’s diary

古すぎる「定年」のイメージを変えたい! 今の定年は違うんです

60代が地域の老人クラブ、シニアクラブなどに入ることはいいこととは限らないと思う

新貧乏ながら気楽な人生TVのRYUさんが、60代以降はシニアクラブに入ることを提案しています。

60代以降はシニアクラブの活用がおすすめ 参加により第二の人生を大きく好転させる方も少なくありません

定年退職後に社会との接点を失うことで、外部の情報を取り込む手段さえも失われてしまう場合があるんですね。
最近ではネットの存在があるので、これを駆使すればいいわけですが、人によってはうまく使いこなせない方も少ない数ではありません。


確かに、仲間ができる、地域の情報が入る、生活が充実するかもしれない、承認欲求がある人はそれが満たされやすい、といったプラス面があります。

しかし、新しい人間関係ができるのは必ずしもいいこととは限りません。
組織に属することになるため、そこの居心地がいいならいいですが、そうでなければストレスの元となってしまいます。


これだけだと、ストレスが少ないクラブを探して許容範囲なら入りましょうということになるのですが、別の問題もあると思います。


その組織は60代から80代までいるはずで、先輩後輩の関係になるはずです。
そして、先輩の考え方に影響されてしまう、そのグループの雰囲気に流される、上の世代の価値観に影響される、となりそうです。

先輩方は善意でアドバイスするのですが、それが60代に当てはまるとは限りません。おそらくかなりの確率で当てはまらないでしょう。


自分が組織に入り、その構成員として生きていきたいのか、
それとも独立したままで何でも自立してやっていく覚悟があるのか、
といった自分のことをよく考えて判断するべきでしょう。