YukunP’s diary

古すぎる「定年」のイメージを変えたい! 今の定年は違うんです

定年後再雇用がどうしても続けられない、となったときに考えること

定年前からの流れのまま、問題なく再雇用で5年間働けるとは限りません。
情報が遮断される、仕事がなくなる、毎日が無駄に思える、となってくると、残り少ない人生のためにはやめたほうがいいかもしれません。

そういう場合に備えて、いろいろな選択肢を考えておくべきです。

やめたあとの流れはこんな感じでしょうか。
・退職し、ハローワークで求職して失業給付を受ける
・おそらくいい仕事がないので、シニア歓迎のパート・バイトを探して働き始める
・働きやすい職場を求めてパート・バイトを渡り歩く
・働くことが難しくなってきたら、リタイアする

これは、再雇用よりシニア歓迎のパート・バイトの方がましだ、と考えている人向けです。


例えば定年後フルタイムで働くのは1年だけ、2年目は週3日で働き、退職、その後3年間をパート・バイトで働く、となると退職金などで積み上げた老後資金を取り崩して生活することになります。

それをカバーする方法として節約や資産運用がありますが、それだけで全部カバーするのは難しく、65歳以降もシニア歓迎のパート・バイトで働くことになると思います。


65歳以降も働くことはそれほど悪いことではなく、メリットがたくさんあります。

・給与収入が得られる
・70歳まで働けば再雇用を途中でやめた減収分をほぼ補うことができる
・社会との接点が保たれる
・強制的に規則正しい生活を送ることができる
・体を動かすので結果的に健康になる
・暇の問題がほぼ解決できる
・毎週何日か出かけるので妻が喜ぶ
・働いている状態に周りが安心する
・生涯現役が正しい、働けるうちは働くべきという世間の風潮にのれる

何らかの組織・職場に入って仲間と働くのが好きという人はこういう生き方・働き方も悪くありません。

心が健康になるためには、適度なストレスが必要であり、本当にやりたいことがなくそれを探せない人は、人から与えられた仕事でストレスを感じることはいい方法です。


つまり、
・特にやりたいこともなく、70歳までパート・バイトを続けてもかまわない、という人は2年くらいで再雇用をやめることができる。

・65歳になったら本当にやりたいことだけをやりたい、パート・バイトはやりたくない、という人は最後まで再雇用で頑張る。

ということになります。このように考えて再雇用を続けるかどうかを決断するといいでしょう。