YukunP’s diary

古すぎる「定年」のイメージを変えたい! 今の定年は違うんです

60代女性向けの生き方指南本はなぜ「やめる」「捨てる」「頑張らない」でネガティブなのか

最近、女性ライターが書いた、または女性編集者がまとめた60代女性向けの本が多く出版されている印象があります。

キーワードが似通っていて、分類するとこんな感じになります。

行動
・やめる
・頑張らない
・持たない 身軽に 断捨離 ダウンサイジング

見た目
・小さな シンプルな コンパクトな
・豊かな

感覚
・心地いい 快適
・自分らしく

感情
・楽しく ご機嫌な
・好きな物だけ


「やめる」ことがよほど好きなようで、無理やり「やめる」に押し込めています。
無理なく健康を維持する ⇒ 健康のために無理をすることをやめる
節約する ⇒ お金を無駄にすることをやめる


考えるのをやめ、やるべきことでもやりたくなければやらず、好きなことだけやればいい、自己中心的に生きればいい、というようにも読めます。

それでうまくいくはずがありません。


そうではなく、よく学び考える、年齢に合わせできる範囲で頑張る、無理なところは周りに助けてもらう、といったポジティブな考え方をするべきではないでしょうか。

この手の本も女性の「先輩」のアドバイスをまとめているはずです。
先輩方がうまくやれているわけではないので、それを見習ってもうまくはいくとは限りません。

60代女性においても、先輩方のアドバイスが自分たちの世代、年齢には当てはまらないということなのかもしれません。