「おひとりさま」は、もともと飲食店が使う言葉でした。
それが婚期を逃した女性のことを指すようになり、今では男性や、離婚や死別により一人になった人も含めた、一人住まいの人という意味に広がっているようです。
Amazonで検索すると、このあたりの本が発端でしょうか。
・おひとりさま(岩下 久美子 著) 2001/9/1
・おひとりさまの老後(上野 千鶴子 著) 2007/7/1
2009年にはテレビドラマにもなり、定着しています。
おひとりさまでどう楽しむかが研究されており、ノウハウを集めたたくさんのムック本が出ています。
その後、「ソロ活」という言葉が出てきます。
「ソロ活」って楽しい!女性のひとり時間におすすめの過ごし方(ゼクシィ)
「ソロ活」とは、単独を意味する「ソロ」+「活動」の略。誰かと一緒にではなく、ひとりで好きな場所へ行き、ひとりで好きなことをして、有意義な時間を過ごすことを指します。
例えば気になっているカフェにひとりで行ってみるのも「ソロ活」ですし、知らない土地へ一人旅をするのも「ソロ活」です!
2019年に本が出ています。
ソロ活女子のススメ(朝井 麻由美 著) 2019/3/20
ソロ活は例えば、
・ひとりカラオケ
・ひとりプラネタリウム
・ひとり焼き肉
・ひとり動物園&水族館
などです。
ソロ活が今まで難しかった理由は単純に恥ずかしいからであり、これは何かのきっかけで突然できるようになるそうです。
また、年齢を重ねるうちに恥ずかしさがなくなり、できるようになります。
ソロ活は、おひとりさまでも消費を楽しむ、消費の幅を広げるノウハウなのだと思います。
これはシニア男性にもすぐ取り入れられます。
やりたい消費があれば、なんとか恥ずかしさを克服してひとりでやればいいのです。
男性の方が行動しやすい部分もあります。ひとり牛丼屋は難易度ゼロです。
逆にひとりアフタヌーンティー、ひとりディズニー、ひとり果物狩りは女性より難易度が高いかもしれません。
こういう女性の行動力を見習うべきだと思います。