YukunP’s diary

古すぎる「定年」のイメージを変えたい! 今の定年は違うんです

アドバイスに対して「それってうまくいく確証ありますか?」と聞いてしまう考え方の欠点

YouTubeチャンネル「新貧乏ながら気楽な人生TV」のRYUさんが「確証がなければ動かない」という考え方の欠点を整理して解説しています。

それ確証ありますか?それはあなた次第です 確証を求めて行動を制限すると結果として限られた世界で生きることになります


確証とは、「確かな証拠」のことです。確証がなければ動かないという思考や癖を持ってしまうと、人生においてかなり損をします。

理由①確かなことはおおよそない
確証というものはなく、あったとしても役に立ちません。
「この大学に入れば9割の確率で国家試験に受かる」というものはその大学のビジネスでもあり、その実績値は確実です。
しかしそれを人生に当てはめるのは無理があります。

理由②確証がなければ動けない損失
確証を元に行動するかしないかを決めていたら、おおよそは行動できません。
やれば確実に達成することはやるけど、達成できるかわからないものはやらないという考え方を持っていると、人生に確かなことはないのだから、何も行動できないことになります。
そして経験を積み上げることができません。

理由③確証を与えてくれる詐欺師
そんな中で「確証」を提示してくれる人に感化されると、おおよそは騙されます。
詐欺師は、「はい、確かな証拠があります」と自信を持って言います。
確証を与えられた人は「ついに世の中の真理を発見した」と狂喜しすぐに行動に移します。そして騙されることになります。

理由④確証は結局自分が作るもの
自ら目標を設定した場合、確証はないものの、どの程度の割合で達成できるかを調べることはします。
100人中5人しか成功しないとわかった場合、それならやめようとなるかもしれないし、成功の確率が5%あるならやってみようとなるかもしれません。あるいは全く調べずに行動するかもしれません。
いずれにしても、行動しなければ目標地点には到達できず、到達できたときに確証となります。


インフルエンサーの言葉をうのみにするのは、まさにこれだと思います。
インフルエンサーのアドバイスはたいてい確証付です。だからフォロアーをたくさん獲得できます。そして確証が与えられたフォロアーは実行に移すことになります。

しかしインフルエンサーのアドバイスインフルエンサーにとっての正解でしかなく、そのまま自分にうまくいくとは限りません。

確証付のアドバイスを与えてくれるインフルエンサーを信じてしまう原因は、
・世界のどこかに確実な証拠、正解があり、その通りにすればいいと信じてしまっている
・自分で確実な証拠を作ることができない
・誰かを信じることで安心感を得たい
ということになるでしょうか。

この考え方をする人は、若い世代に多い印象があります。
高齢者ほど、「勉強になりました」と話半分に聞くに留めていると思います。


自分の人生で損をしないためには、他人の確証を求める考え方を捨て、自分で考えて行動し自分の判断についての経験を積み上げるべきでしょう。