YukunP’s diary

古すぎる「定年」のイメージを変えたい! 今の定年は違うんです

定年後再雇用者は就業規則や給与規定が年々変わっていることに注意しよう

どこの会社にも定年後再雇用者専用の就業規則や給与規定があると思います。
正社員向けとはかなり内容が違うので、専用のものを作らざるを得ないからです。

2020年に定年になる人なら、2019年頃に2018年版の就業規則や給与規定を見て、自分の労働条件などを確認したと思います。

それから4年後の2022年版の就業規則や給与規定を見たところ、結構重要な部分が変わっていることに気が付きました。
いつ変わったのかと調べてみると、毎年少しずつ変わっていました。少しずつ定年後再雇用者にとって有利な方向に変わっています。


例えば2018年版では、給料が退職時の金額を元に機械的に決められ、一律50%ダウンのようになっていてそれ以上にするのはまれな例として書かれていました。

4年経った2022年版では、給料を高く設定する例がいろいろ追加されていました。


それ以外にも休みや福利厚生についての有利な規定がいくつか追加されていました。
おそらく同一労働同一賃金の流れがあり、給料以外の部分で正社員との待遇差をなくす必要があったためと思われます。


定年後再雇用者は年1回、就業規則や給与規定をよく読み、休みの取り方などで使えるようになった部分をうまく使うようにすべきでしょう。