定年後再雇用の5年目は週3日勤務に減らしました。月火水だけ勤務です。
週3日勤務になったら、1か月があっという間に過ぎる感覚になりました。
これはフルタイムのときと逆の現象だと思います。
フルタイムで残業をしていたときは、会社にいる時間が長いため、家に帰ったときにもう1か月経ったのかという感覚になります。
この逆で、家にいる時間が長いため、出社したときにもう1か月経ったのかという感覚になります。
また、月曜日は祝日の振替休日のことが多く、さらに年次休暇が繰越分と合わせて15日くらいあるため、実質週2.5日勤務という感じです。
すると作業時間はさらに減り、3分の1くらいになります。
フルタイムの勤務時間を100とし、メールチェックや会議、情報収集などインプットの時間を20、作業などアウトプットの時間を80とします。
この状況で勤務時間が半分の50になると、インプットの時間20は変わらないので作業時間は30になり、30/80=37.5%になります。
こなせる仕事量がほぼ3分の1になるので、すでに仕事が減っていて暇になっていないと週3日にはできないことになります。
お金の面では、給料と雇用継続給付金が6割になるのですが、社会保険料は6割まで減らず、所得税はほぼゼロであっても住民税は5月まで変わらないので、手取りも6割くらいになります。
減収額は百数十万円です。
定年後再雇用で仕事がなくなってきたら勤務日を減らすことを考え始め、貯金額を考えていつから週4日または3日勤務にできるかを考えればいいと思います。
数百万円の予算があれば、2年目からまず1日、3年目からもう1日と減らしていけるのではないでしょうか。
社会保険の支払いを考えると、がんばって週3日勤務で65歳まで勤め上げるのが一番いいやり方だと思います。