YukunP’s diary

古すぎる「定年」のイメージを変えたい! 今の定年は違うんです

64歳で働く時間を減らすとプラスが大きくなりお得です

働く時間を減らすと、自分の時間が増えるメリットと給料が減るデメリットがあり、どっちを取るか、と考えるのが普通です。

しかし64歳に限っては、定年後再雇用の最後の年であり、デメリットを減らせる仕組みがいくつかあってトータルでプラスが大きくなりお得です。

 

■64歳でのメリット
・健康保険料、介護保険料を下げることができる
・特別支給の老齢厚生年金をもらう場合、給料を減らすことで所得税率を5%に保てる
・高年齢雇用継続給付金の15%のうち6%が年金から引かれるので、給料を減らすことで給付金を減らし、年金のマイナス幅を減らすことができる

 

■65歳以降のメリット
・65歳と66歳の2年間の任意継続の健康保険料を下げることができる
・65歳の介護保険料を少し下げることができる

 

つまり64歳で働く時間を減らすことにより、64歳の税金・保険料を減らせるだけでなく、65歳と66歳の保険料も減らすことができます。


64歳で働く時間を減らす一番大きなメリットは、リタイアする準備ができることです。
いつかは仕事をやめます。
フルタイムで働いていて突然やめるよりも、間に週3日くらいの勤務を挟むことでショックをやわらげることができます。

その準備をいつすべきかと考えると、2020年定年世代は、平均余命的にも、健康寿命的にも、制度的にも、64歳がベストのタイミングだと思います。