定年後再雇用の3年目がスタートしました。引き続きフルタイムです。
仕事というものはだんだんとなくなっていきます。
今ある仕事は、社内外の環境変化により少しずつなくなっていきます。
役目が終わって必要がなくなる、整理されて他の仕事と合わせて別の人が引き取る、システム化されてやらなくてもよくなる、改善されてトラブル対応に取られる時間が減る、といった理由で少しずつなくなります。
現役時代なら、新しい仕事、課題が次々と出てきて暇になることはなかったのですが、みんな若者に仕事が振られます。
どんどん暇になっていきます。
スキルがあれば仕事はできると言う人がいますが、割り当てられなければ仕事はできません。自発的にやればなぜ勝手にやっているんだと言われてしまいます。
仕事は自分で探せと言う人がいますが、情報が遮断されている状態では探すのは難しいです。
そんな中で派遣にやらせるような、かつ面倒な仕事が割り当てられることがあります。
それは喜んでやります。他の人が忙しく、その仕事ができないことがわかっているからです。
自分はフリーランスのようなもの、と意識を変える必要があります。
元部下の上司はクライアント様と位置づけ、尊重しなければなりません。
それは気楽なことでもあります。
がんばる必要はなく、給料に見合う働きをすればいいのです。
自分がいなくなったら何人の派遣が必要かを常に考えます。もちろん一人分の働きで十分です。
これは状況次第でものすごく楽です。
工夫すれば派遣一人分の仕事を10分の1の時間でできてしまうかもしれません。
余った時間で新しい勉強ができます。
問題は暇そうに見えることです。
それでも新しい仕事が振られたら喜んでやることを繰り返せば問題はありません。
雇用契約書に書いていない仕事を振られたら「契約の更新が必要ですね」と断ってもいいし、追加の報酬を要求してもいいでしょう。
今の状況がいやなら再就職するかバイトの掛け持ちをするしかありません。
マンション管理員、警備員、交通誘導員、介護、送迎ドライバー、清掃といった仕事になると思います。
どちらを選択するか考えながら再雇用を続けるのがいいと思います。
