YukunP’s diary

古すぎる「定年」のイメージを変えたい! 今の定年は違うんです

2021-01-01から1年間の記事一覧

45歳定年は単純に法律違反であり世の中の流れにも逆行しています

サントリーの社長が45歳定年制を主張し話題になっているようです。 これは単純に法律違反です。60歳前には正社員を解雇できません。 正社員だと言って何でもやらせておいて45歳でクビにするのは経営者がわがままなだけです。 どうしても45歳で全員解雇したい…

おすすめYoutubeチャンネル「Fラン大学就職チャンネル」

Fラン大学就職チャンネル 就職活動、労働、ビジネスなど、キャリアに関連した動画を作っています。 Fランク大学の就活生向けのチャンネルかというとそうではなく、サラリーマン向けの内容にもなっています。 ブラック企業とそこで働くしかない労働者や、働き…

高齢者が健康のために少しだけ働くことで社会が良くなります

高齢者は働きつづけることで健康度を維持できると言われています。 そうすれば医療費を下げられます。 たくさん働くと体に負担がかかるので少しだけ働きます。 お金のために無理をして働いてしまうとそれがストレスになり健康に悪いので、少しだけ働き、いや…

高齢者の働かせ方で国と企業の考えが合わないようですが決めるのは高齢者です

日経ビジネスによる特集の第12回です。 高齢者の特別扱いは厳禁、65歳までは全員働くべきこれだけの理由 日経ビジネスの記者が慶応義塾学事顧問の清家篤氏にインタビューしています。 清家氏は65歳までの雇用義務化を推進した人として有名です。 日本経済の…

再雇用社員は評価されているのかいないのか

日経ビジネスによる特集の第10回です。 給料4~6割減が過半、生活のためが6割、定年後再雇用の厳しい現実 この中のアンケート調査では定年前社員の7割が「高齢社員は戦力」と評価しています。 定年前社員の7割が「高齢社員は戦力」と評価 ここからは、定年を…

年金を繰り下げ受給するときは在職老齢年金制度で減らされることに注意してください

日経ビジネスによる特集の第8回です。 年金が減るから働きたくない? 制度が定年後の就労意欲そぐ 在職老齢年金で減額された部分は繰り下げによる増額計算の対象にはならないからだ。繰り下げをすれば、年金額は確かに増えるが、増え方は限定的なものにとど…

再雇用社員が少額のインセンティブで現役並みに働けと言われても無理です

日経ビジネスによる特集の第3回です。 欲しいのは「優秀な高齢者」だけ、定年を迎えられぬ社員も だいたいこんな内容です。 「ある企業は再雇用社員がチャレンジできる環境を整えたが、再雇用社員のニーズは「家から遠くない勤務地で、今までと同じ仕事をし…

日経ビジネス「70歳定年 あなたを待ち受ける天国と地獄」

70歳定年 あなたを待ち受ける天国と地獄 日経ビジネスによる全15回の特集です。かなり力が入っています。 第1回 70歳“定年”パニック、雇用延長が企業と個人にもたらす「不幸」 は、だいたいこんな内容です。 ・65歳を過ぎて再就職しようとしてもキャリア、ス…

定年後に再就職を勧めるからくりを説明します

普通に考えれば再雇用で、慣れた職場で、慣れた仕事を定年後も続けるのが楽です。 給料が現役時代の半分以下になったとしても最低賃金よりはそこそこ上の場合が多いでしょうし、休みも取りやすいです。 勤続が長く会社に特化しており、技術的にも人間関係的…

定年後に起業を勧めるからくりを説明します

サラリーマンが定年になってから事業を始めるのはほぼ100%無理だと思います。 サラリーマンはそういう才能がないからサラリーマンをやっているわけであり、起業でやれる人は定年前からすでにやっていて、成功した人は定年前に会社をやめているはずです。 そ…

DIE WITH ZEROは資産額によって変わります

「DIE WITH ZERO」は、できるだけお金を使って経験を積み上げ、資産を使い切ってゼロで死ぬことを説いている本です。 しかしYoutuberのRYUさんからみると、これにはリスクがあり、普通のシニアが実行するのは無理だと指摘しています。 資産を切り崩しゼロで…

シニア向けの求人情報

年金や貯金が十分あって働く必要がなくても健康のために少し働いたほうがいい、というのは定説になりつつあると思います。 再雇用だと普通は65歳、新しい制度ができたとしても70歳までしか働けません。 もしかしたら会社の体制が変わるなどして仕事がなくな…

ナレッジマネジメントはなぜ失敗したのか

「ナレッジマネジメント 失敗」で検索すると、ナレッジマネジメントの失敗理由の分析記事がたくさん見つかります。 どうして失敗事例が多発してしまうのか?企業がナレッジマネジメントを導入して失敗する理由(U-NOTE) 暗黙知を企業に提出すること自体にイン…

ジョブ型雇用になったら知識やノウハウを会社に渡してはいけません

メンバーシップ型雇用だと、会社と社員は親子関係のようなものになり、その見返りに終身雇用があります。 知識やノウハウを共有するのは会社にとっていい事であり、社員はそれに従います。 終身雇用が維持できなくなりこれからはジョブ型雇用ですよとなると…

定年後再雇用はジョブ型雇用である

定年後に再雇用で働き続けるとなった場合は雇用契約書を締結することになります。 雇用契約書には業務内容と報酬が書かれています。 業務内容は、「定年時の業務を継続する」などと書かれているはずです。具体的にいくつかの項目が書かれていることもあるで…

ジョブ型雇用とは

ジョブ型雇用(日本の人事部) ジョブ型雇用では、職務・役割に対して人材を割り当てるため、あらかじめジョブ・ディスクリプション(職務記述書)を作成してから募集を行います。ジョブ・ディスクリプションには、職務内容や目標、権限をはじめ、職務に必要な…

「属人化を解消したい」と言われたら要注意

「ナレッジマネジメント」を調べていると、「属人化」「属人的」という聞きなれない言葉が出てきます。 属人化とは?|属人化が引き起こすリスクと業務の標準化を行うメリットについて(アニー) 属人化とは、一人の作業者が業務を担当することにより、その作…

「ナレッジマネジメント」に警戒しよう

ナレッジマネジメントとは?人材流動性に対応する推進プロセス~製造業に求められる背景と効果(Nikken Total Sourcing) ナレッジマネジメントとは、従業員個人が持つ知識やノウハウを企業全体へ展開し活用する経営手法です。このナレッジマネジメントの導入…

再雇用社員が「替えが利かない」状態をキープするには

60代からの再雇用 勝ち組となる条件は「オンリーワン」(マネーポストWeb) 企業が重宝するのは、“替えが利かないスペシャリスト”です。経理、人事、広報、財務など専門性の高い部門一筋の社員は、実務面だけではなく会社のことを知り尽くしており、『代わりが…

定年後再雇用では「責任が軽くなる」ことを利用すればより自由に働けます

定年後再雇用になると、会社からは「嘱託社員」とされて地位が大きく下がり、給料を大きく下げられ、評価されない、となってモチベーションが大きく下がります。 職場からは情報が遮断される、干される、となり仕事ができなくなっていきます。 悪いことばか…

年金生活者は住民税非課税になるべきなのか

男性の厚生年金の平均は月額18万円だそうです。 厚生年金の平均月額は、男性「18万円」女性「9万円」(シニアガイド) 思ったより多いような気がします。そこで年齢層別のデータを探してみました。 厚生年金の受給額、月いくら? 年齢によって、こんなに違った…

企業年金の大幅減少でサラリーマンの老後に余裕がなくなっています

ネットで年金関連の記事を探していると、国民年金や厚生年金の記事はよく出てくるのですが、企業年金の記事はほとんどありません。 プレジデントのこの記事はそんな企業年金の実態をまとめた貴重な情報です。 誰も知らない24業種企業年金ランキング データが…

企業年金の昔と今の違い

10数年前は企業年金が5%くらいの固定利率で支給されており、足りない分は会社が補てんしていました。 もしその高い利率が今でも続いているなら、退職金は一括ではなく、全額年金でもらうほうが得です。 現在75歳くらいの人はおそらく今でもその高い利率が続…

退職金は一括でもらったほうが得とは必ずしも言えません

マネーポストWebで、退職金が3000万の場合でも一括でもらうべきと主張しています。 退職金を年金方式で会社に運用してもらうのは「割に合わない選択」 果たしてそうでしょうか。 退職金は3000万で勤続38年とします。 年金で受け取る場合の運用利回りは2.5%で…

定年後再雇用の職場環境いろいろ

マネーポストWEBに定年後再雇用の職場環境がわかる記事がいくつかあります。 再雇用62歳男性の地獄 「家を出るとき現役時代より暗い気持ちに」 相手のためになると思って成功体験を少し話しただけなのに、気にくわなかったのか露骨に避けられるようになった…

日経の年金記事がおかしい

働く年金世代、税払い過ぎも 還付申告期限は5年 この記事は2020年から導入された所得金額調整控除を説明するために、例として定年後再雇用で働きつつ企業年金をもらっているケースを例として挙げています。 しかし企業年金をもらっている人は必ず確定申告す…

マネーポストWEBとは

マネーポストWEBは、株式会社小学館 ポスト・セブン局が運営するマネー情報サイトです。雑誌『週刊ポスト』と『女性セブン』の記事をネットに適した形に再編集したコンテンツに加え、独自の取材・切り口で編集したオリジナル記事を配信しています。 この中に…

60代の働き方が世の中にあまり理解されていないようです

日刊SPA!の「老後も働く」の特集で、60代なのになぜ働くのかについてレポートしています。 [老後も働く]のリアル(日刊SPA!) 60代前半は年金がもらえないので働くのは当たり前です。繰り上げ受給ができますが、支給額が減ります。考えた末にやっぱり働こう…

IT業界で70歳まで働けるのか

IBMのように60歳を過ぎたら再雇用で年収208万円になり、NECのように「高度人材」なのに社外に出すという状況をみると、IT業界では長く働けないのかなと思います。 2050年頃には年金の支給開始が70歳になるかもしれません。おそらく60歳から繰り上げ受給でき…

若いみなさんは70歳までフルに働くことを決めたのか

日経が年金計算の記事の中で、70歳までフルタイムで働き5年繰り下げて受給することのすばらしさを説いています。 70歳まで就労、年金を試算 繰り下げ併用で6割増も(日本経済新聞) 定年までの平均年収を600万、定年後再雇用での年収を400万とします。70歳まで…