2023-01-01から1年間の記事一覧
1.60代は社会的には老後、高齢者である 社会の構成員としては現役を引退したとみなされます。だから社会では高齢者として振る舞います。現役ではないので、一歩下がった控えめな態度で社会と接します。環境が変化したら自分がそれに適応して変わらなければ…
65歳に近づき、これからは高齢者だ老後だと考え、「高齢者向け〇〇」「老後の〇〇」で検索していろいろな本や記事を見るのですが、ちょっと違うのではないか、自分には当てはまらないのではないか、対象が70代、80代なのではないか、と思われる内容が多い印…
Tarzanといえば20代30代、あるいは40代でトライアスロンをやっているようなアスリート向けの雑誌のイメージです。 しばしば体のメンテの記事があり、レベルが高いのですが、その中にはレベルの低い人向けの部分があり、60代に参考になります。 定年以降、腰…
プレジデント 2023年9月15日号「人生後半を変えるノート」に八木仁平氏の記事「人生でやりたいことノート100」があります。 だいたいこんな内容です。 ・幸福感をもたらす要因の重要度では、「健康」「人間関係」に続いて「自己決定」が強い影響を与える。 …
定年になって再雇用で働くなら、働く側から見て、定年後再雇用とはどういうことかを事前に十分理解すべきです。 ネットの記事や本は、簡単な説明にしかなっていないと思います。また、雇う側に立った内容に過ぎないものが多くあります。 1.定年後再雇用の…
1955年4月1日生まれ(現在68歳)までは61歳で厚生年金の報酬比例部分がもらえていました。だから、再雇用で1年だけ働いて年金が一部もらえるようになったからやめる、ということもできました。 ところが、1959年4月2日生まれ(現在64歳)だと64歳でやっと報酬比…
将来、もし年金支給開始を65歳からさらに引き上げるとしたら、現在人々を苦しませている定年後再雇用の制度を見直すことが絶対に必要です。 例えば68歳に引き上げるなら、今のままだと再雇用を8年間続けることになり、不幸な人をさらに増やすことになります…
定年後再雇用は、リタイアに向けていろいろな準備ができる期間として使えば非常にいい制度です。この間に、これまで会社のために使っていたリソースを少しずつ減らして自分のために使うよう、気持ちを切り替えられます。 しかし、5年間というのは多くの人に…
■今までとは違うことを要求されることに対して これには、心の準備をするしかありません。 現役時代の忙しいときに役職定年後、定年後のことを考えて対策を練っておくことができるのか疑問です。 役職定年、定年になってから問題を認識するのでは遅いですが…
ひとつは、今までと違うことを要求され、それに対応できないことです。 役職がある場合、なくても上の立場であればあるほど、一般的、全体的な仕事、情報を流通させる仕事、できるだけたくさんの情報をインプットし、まとめ、総合的に判断する仕事をしていま…
定年前からの流れのまま、問題なく再雇用で5年間働けるとは限りません。情報が遮断される、仕事がなくなる、毎日が無駄に思える、となってくると、残り少ない人生のためにはやめたほうがいいかもしれません。 そういう場合に備えて、いろいろな選択肢を考え…
定年後再雇用には、自分が成長しない、つまらないというデメリットがあります。 このデメリットを減らす方法は、短日数勤務にして自分の時間を増やすことです。 もはやこの方法しかない、仕事はどうにもならない、という人向けです。仕事が充実している、面…
結局、定年後再雇用で働いたことはよかったのかと考えることがあります。 お金の面では再雇用が合理的ですが、もし老後資金がある程度あって、お金のことをあまり考えなくてもいい状況であったらどうすべきだったでしょうか。 定年後再雇用のお金以外のメリ…
最近聞く言葉です。 まず、認知とは、 心理学などで、人間などが外界にある対象を知覚した上で、それが何であるかを判断したり解釈したりする過程のこと。(Wikipedia) そしてメタ認知とは、 「メタ(高次の)」という言葉が指すように、自己の認知のあり方に…
貯金・節約系YouTuberなど、20代、30代から老後のことを考えている人がいます。しかし20代、30代で考えるのは早すぎます。まだわからないことが多いからです。 お金だけでもわからないことが多すぎます。 例えば、・年金を支払っている途中であり、将来の年…
無敵の老後(勢古浩爾 著) 著者の勢古氏は2017年出版の「定年バカ」という本で、「定年後は何かしなきゃ、生きがいをもたなきゃ」というのは一種の病気であってその呪縛をとくべきだ、と主張していました。 その後、脳梗塞になり、75歳になって書いたのがこの…
定年後」が充実している人に聞いた、幸せに過ごすコツ(TJMOOK) という本が2023年1月に出版されています。これは参考になるかもと見てみたのですが、前書きのページに 充実したセカンドライフを送っている方々へ取材し、先輩方から「人生の後半戦を幸せに過ご…
「孤独とは何か」を調べると、 孤独(Wikipedia) 孤独とは、精神的なよりどころとなる人や、心の通じあう人などがなく、さびしいこと。 「自分がひとりである」と感じている心理状態を孤独感という。 たとえば、物理的には大勢の人々に囲まれていても、自分の…
孤独こそ最高の老後(松原 惇子 著)より第1章 孤独を避けようとするほど不幸になる第2章 孤独なほうが、むしろ老後は幸せになれる第3章 孤独なほうが健康対策もうまくいく第4章 老後資金は、自分ひとりが楽しめる小遣いさえあれば十分第5章 人間関係も生きが…
ひとりが楽しい 人生戦略 (プレジデント2023年 3/3号)の、心療内科医の松田ゆたか氏による「日本人が誰も知らない「孤独死」のメリット」の記事(p.44)より ・今の日本社会は、孤独そのものを忌避する傾向がある・しかし多くの人にとって、むしろ他者との関係…
「DIE WITH ZERO」の本は、タイトルは高齢者向けに見えるのですが、内容はほとんどの高齢者には参考になりません。その理由は、 1.この本のアドバイスはお金持ちに限られる 老後資産が平均前後以下の人は対象外です。リフォーム費用、介護費用などにある程…
DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール(ビル・パーキンス (著)) Amazonの試し読みによると、だいたいこんな内容です。 前書きは、アリとキリギリスのイソップ寓話から 誰もが生きるために働かなければならないのだが、働くこと、つまり金を稼ぐ…
ネットの記事で、 「年齢を重ねていくと、病気などもあって働けなくなり、生活が苦しくなるリスクがあります。だから働けるうちは働いてできるだけ年金を繰り下げて増やし、リスクを最小化すべきです。年金は保険なのだから「元を取る」という発想は意味があ…
【第二の人生】セミリタイアで得られる「生まれ変わる」感覚(30歳1000万円でリタイア) セミリタイアは「ジョブチェンジ」に近い。まったく違う職種への転職です。いままで貯めてきた経験値はほとんど役に立たない。「奴隷的経験値」とは別に「自由人的経験値…
【沈黙は金】リタイアすることは人に言わない方がいいです(30歳1000万円でリタイア) その理由は、 リタイアを公言すると、 ・まじめに働くのがいいことなんだ・仕事は楽しみだ、いきがいなんだ というラリった人が聞きつけてきて、 「リタイア生活はつまらな…
標準的には65歳で年金がもらえます。元サラリーマンなら厚生年金も退職金もあるので、ある程度節約すれば働く必要はありません。したがって、65歳で仕事をするならお金以外の理由で働くはずです。 働くことで健康になるというのはその通りです。65歳にもなる…
「仕事観」とは?自分と向き合って価値観を見つめ直そう(ハタラクティブ) 仕事観には、大きく分けて以下の3種類があります。 ・内因的仕事観自己実現やスキル向上といった、自身の内面にある動機を大事にする考え方です。・功利的仕事観仕事とは収入や地位、…
「仕事の概念」でGoogleを検索するとこれがトップに出てきます。 『働き方の哲学』村山昇 仕事観、やりがいを見つけたい人の為のバイブル(Discover) Amazonに試し読みもあります。 働き方の哲学 360度の視点で仕事を考える(村山昇 著) だいたいこんな内容で…
「仕事とは」や「仕事の意味」で検索すると、仕事をすることの意義の説明が多く出てきます。そうではなく、言葉の純粋な意味を調べました。 デジタル大辞泉より 1.何かを作り出す、または、成し遂げるための行動。「やりかけの仕事」「仕事が手につかない…
このロジックは「気にしすぎる」と書くことで反論を封じています。一見正しいように見えますが、その裏には健康のことはあまり考えたくないという思考停止があると思います。 似た言葉に「病は気から」があります。精神をポジティブに保つことで肉体にいい影…