Tarzanといえば20代30代、あるいは40代でトライアスロンをやっているようなアスリート向けの雑誌のイメージです。
しばしば体のメンテの記事があり、レベルが高いのですが、その中にはレベルの低い人向けの部分があり、60代に参考になります。
定年以降、腰と股関節が痛い状況が続いていました。
確かに老化かもしれないし、病気かもしれませんが、動かなければ痛くないし、病院に行く前に自分で治す方法はないのだろうかとずっと考えていました。
高齢者向けの本、ネット記事では、腰が痛い、股関節が痛いとなると、原因は老化であって、病名は脊柱管狭窄症、坐骨神経痛などであり、どうしても痛ければ病院に行きましょう、日常生活の支障があれば手術をします、という流れで書かれています。
これがTarzanのような雑誌では、腰が痛い、股関節が痛いというのは体の故障であって、よくある痛みなので、まずはストレッチで治しましょう、という流れでストレッチの方法を図解しています。
けがをしたアスリートだけではなく、運動不足の中年も対象です。
結果、Tarzanのストレッチの方法を実践したらかなり改善しました。
また、ランニングマガジンの記事も参考になりました。
ランニングマガジンはフルマラソンで4時間切りを目指すような人が読む雑誌のイメージです。
60代に参考になるのはトレーニングの方法よりも、シューズとか足のトラブルの記事です。
これをもとにランニングシューズをクッション性の高いものに替えたところ、衝撃が少なくなり、腰と股関節が改善しました。
60代でもちゃんとトレーニングをやっているなら、体力的には運動不足の40代50代とあまり変わらないはずです。
そうだとすれば、60代にとって、健康、運動など体に関する情報は、高齢者向けではなく、中年向けの記事から収集するほうがいいのかもしれません。