YukunP’s diary

古すぎる「定年」のイメージを変えたい! 今の定年は違うんです

高齢者に十分な年金を出す方法はあります

「高齢者に十分な年金を出す方法」で検索すると、出てくるのは、60歳過ぎの国民年金任意加入、付加保険料納付、受給繰り下げ、資産運用、長く働く、くらいで全部自助努力の方法です。


しかし自助努力以外に高齢者に十分な年金を出す方法はあります。例えば、

1.会社にもっと負担してもらう
今は労使折半で会社が50%負担していますが、会社の負担割合を増やします。例えば66%にします。

2.国にもっと負担してもらう
消費税などで財源を作るか補助金などの支出をカットして年金支給に回します。

国民年金の納付期間を45年に増やす方法もこれにあたります。

3.年金の支給開始年齢を引き上げる
2001年から段階的に行われてきた60歳から65歳への引き上げが、2026年に終わります

平均寿命は着実に伸びているので、さらに引き上げることができるはずです。

例えば70歳に引き上げれば支給対象者の数が減り、一人当たりの年金額を増やすことができます。
そのためには定年を65歳にして再雇用を70歳までにするか、一気に定年を70歳にすることが必要です。


これらは今の政治では実現は難しいでしょう。
すると、年金は目減りし、消費は増えず、景気は良くなりません。

政治が変われば実現する可能性もあると思いますが、果たして変わるでしょうか。