YukunP’s diary

古すぎる「定年」のイメージを変えたい! 今の定年は違うんです

定年後再雇用に対する2つの見方はコップ半分の水の話に似ていると思う

再雇用に応じた人の生の声を調べてみた(新貧乏ながら気楽な人生TV)

再雇用に応じた人の声は、苦悩を味わう、よかったと思う、の2つに分かれるそうです。

苦悩を味わう人は、
・給料が半分になってしまい、やりくりが大変、家族に申し訳ない
・仕事が雑務になりやりがいが感じられない
・部下が上司になり微妙な空気が流れる 自由に意見が言えない
・昇進も昇給もないのでモチベーションが湧かない
・職場の雰囲気が若者中心になりついていけない
・新しい職場に慣れずストレスが溜まる
・役職がなくなりプライドが大きく傷ついた
・過去の実績が評価されないのは納得がいかない

よかったと思う人は、
・安定した収入が得られ、年金も増え、安心できる
・社会との繋がりを保つことができ、孤独感を感じずに済む
・規則正しい生活を送ることができ、体力、健康を維持できる
・自分の経験やスキルを活かせる
・自分の経験を若い世代に伝えられるのがうれしい


これはコップ半分の水を見て、半分しか無いと思うか、半分も残っていると思うか、という話に似ています。
同じ状況でも、それをネガティブにとらえるか、ポジティブにとらえるかで違うということです。

定年後再雇用は給料が半分です。
福利厚生も半分になっていることがあり、会社は定年後再雇用の価値を正社員の半分とみなしていることがわかります。
だから、コップ半分の水の例え話がぴったり合います。


再雇用での扱いが悪いのは、自分が悪いというより周りの問題が大きいと思います。
そういう制度であり、それが当たり前だとする社会だからです。

定年後再雇用については、半分も残っている、とポジティブにとらえる方がいいのではないでしょうか。