YukunP’s diary

古すぎる「定年」のイメージを変えたい! 今の定年は違うんです

定年後再雇用のいろいろ

 いろいろ調べていくうちに、ひとくちに定年後再雇用で働くといっても、定年前の役職、仕事の有無、会社の規模、業種、職種などで状況が違うことがわかってきました。

 まず定年前が管理職であったか平社員であったかによって大きく違います。管理職だとその前の役職定年をどう対処したか、専門知識を持つ一スタッフとして現場で活躍できる社員に変われたかどうか、その結果に左右されます。
 平社員も、仕事がある平社員か仕事がない平社員かで違います。仕事がある平社員はそのまま継続です。仕事がない平社員は短時間勤務を提示されるかもしれません。派遣社員と比較されて立場が苦しくなることもあるでしょう。
 元管理職が専門家になれず、仕事がない平社員化すれば同様に苦しいでしょう。

 また、会社が大企業か中小企業かによっても違います。大企業で給料が高いほど再雇用での給料の減額幅が大きいようです。その分モチベーションも大きく下がるでしょう。中小企業はもともと給料が低く、再雇用でも給料はあまり下がりません。モチベーションもあまり下がらないようです。

 さらに業種や職種でも違います。最近、定年延長のニュースをよく聞くようになってきましたが、導入しているのは建設・インフラなど限られた業種や、技能職などの職種です。
 IT関連は再雇用社員にとって最も不利な業種ではないかと思います。建設会社なら定年が65歳、IT関連なら定年が60歳でその後5年間は最低賃金程度となると、65歳までの生涯賃金が2~3千万違ってくるはずです。

 もしかしたら自分は定年後再雇用の点ではかなり不利な境遇に置かれているかもしれないと思うようになってきました。いまさら気づいても遅いですが。