YukunP’s diary

古すぎる「定年」のイメージを変えたい! 今の定年は違うんです

再雇用の体験を語るブログ

 2020年の今、定年になって再雇用で働いているような、自分と同世代の人の考えを知りたいと思い、ブログを探していたところ、先日それをやっと見つけました。独立するまでの2年間だけですが再雇用の体験が書かれています。

 「こめまる」さんの記事一覧(マネラボ)

 こめまるさんは2017年9月に定年退職し、再雇用となりました。今62歳なので2年先輩になります。その後2019年7月に退職し起業しました。
 退職前の2年間は再雇用、退職の考え方、新しい仕事の話が、退職後はビジネスが軌道に乗るまでのアルバイトの話が参考になります。

 「年収ベースでは、賞与の支給なども考えると約2/3となりました。しかし、業務としては定年前と同じなので、正直釈然としない部分もあり、モチベーションも上がらなかったのは確かです。」
 「私の定年前の働き方は、ハードな方だったと思います。依頼された仕事はすべて受ける、残業はほぼ毎日、しかも休日出勤も辞さないというタイプでした。でも、私は、契約通りに残業しない、休日出勤しないと決めたのです。当然、処理できる業務量は定年前に比べて大幅に減りました。」
 (「定年後再雇用になって、自分の役割を見つける」より)

 「そして2年目の契約を前にして、今後やりたいことの準備のために、週4日勤務を申し出たのです。最初に相談した人事関係の責任者は、すんなり、8掛けくらいでいけると思う、と言っていたのでそのつもりでいて、直属の営業の責任者に伝えたら、とんでもないとばかりに、経営者に相談するが給料は8掛けどころが半分くらいになると思う、というのです。」
(「定年退職者 明日に向かって撃て!」より)

 現役時代の2/3になった給料が週4日勤務でさらに半分になることがあるんですね。空いた1日を起業のために使いながら再雇用を続けられるのが理想だったのでしょうが、会社のおかしな論理でそれがつぶされてしまったようです。

 退職したあとはライターのアフィリエイト収入だけでは足りずアルバイトをしているそうです。63歳から厚生年金の報酬比例部分が支給されるので、それと退職金などを含めれば65歳までの間はなんとかなるという計算なのでしょう。

 週4日勤務だとすんなり8掛けになるのかどうかは自分も2年目の契約で聞いてみようと思います。