YukunP’s diary

古すぎる「定年」のイメージを変えたい! 今の定年は違うんです

2020年前後に定年になる世代の特徴とは

 こめまるさんによる、今の定年世代の分析です。

 「こめまる」さんの記事一覧(マネラボ)

世代の人口
 「僕は、1957年(昭和32年)生まれ。団塊の世代と第2次ベビーブームの間に挟まれて、当時では過去50年でもっとも出生数が少ない年でした。だから前後の世代の方たちが体験した競争社会とは違って、のんびりした雰囲気を確かに感じていました。」

世の中の大きな変化を体験した
 「そして日常生活に使う電化製品を始めとする道具がちょうど出現して、使い始められ、進化していく過程を多く体験してきました。テレビしかり、ラジカセしかり、ウォークマンなどの携帯オーディオ機器しかり、ポケットベルしかり、ファクシミリしかり、携帯電話しかり、パソコンしかり、スマートフォンしかりと。」

定年後が変わっている
 「僕が今直面している定年後の働き方もちょうど過渡期で、僕らの定年後の過ごし方が後輩たちへのメッセージなると思いながら日々過ごしています。」

世代の強みと弱み
 「僕の世代の強みはなんといっても世の中の変化についていける柔軟性です。弱みは何と言っても競争に弱いことかな。人を蹴落としてまで上に行こうという迫力には不足していると思います。」

 そしてこめまるさんも自分と同じように本やメディアの情報が古いことを指摘しています。

 「昨年、重松清著「定年ゴジラ」を読みました。出版されたのが、’98年ですから20年前です。定年後の生き方が今とはガラッと違っていることに気付きます。また、定年後、行くところがなくて妻にくっついて歩く男性を称して「濡れ落ち葉」という言葉が初めて出たのが30年前の’89年(平成元年)のことです。いま濡れ落ち葉という言葉を使う人はいないし、定年後の男性は妻について回る余裕もありません。」
「60才 アルバイト生活の行く末」より

 やはりどこかに自分と同じような考えを持つ人がいるものです。本やメディアの情報をうのみにしてはいけないということを改めて感じました。