週刊東洋経済2021年12月11日号に「定年格差」という特集があります。
「老後も働くシニアが勝ち残るためにすべきことは何か」とあるので、これは役立ちそうだと思い、読んだのですが、Webの記事でよく見る情報を集めた感じで、大した情報はありませんでした。
「7000人アンケート」とあるので期待したのですが、
「再雇用で収入は変わりましたか?」の結果が「現役時の半減~8割程度が83%」とあり、いったい何を聞きたいのだろうと疑問に思いました。給与の減少率はもっと細かく聞くべきです。
「逃げ遅れた人、逃げ切れた人 第二の人生でついた明暗 定年後もさまざま。悠々自適の人もいれば、思い通りにいかない人も。」
というタイトルを読み、定年後に働いている勝ち組と負け組を解説しているのかなと思ったのですが、内容は勝ち組の団塊世代と負け組の今の定年世代の比較でした。
団塊世代はみんな勝ち組で、今の定年世代はみんな負け組らしいです。
でもそれは自分たちにはどうしようもないことです。
今の定年世代を勝ち組と負け組の2つに分けて解説して欲しかった。
おそらくその情報はまだ世の中に出てきていないと思います。