YukunP’s diary

古すぎる「定年」のイメージを変えたい! 今の定年は違うんです

贅沢な暮らしとはどんなものか

贅沢とは、goo辞書によると、

1 必要な程度をこえて、物事に金銭や物などを使うこと。金銭や物などを惜しまないこと。また、そのさま。「贅沢を尽くす」「贅沢な暮らし」「布地を贅沢に使った服」「たまには贅沢したい」
2 限度や、ふさわしい程度をこえること。また、そのさま。「贅沢を言えばきりがない」「贅沢な望み」

つまり必要以上にお金を使うことです。
必要以上に使う理由は、その方がいいものが手に入るから、その方が楽しいから、ということでしょう。


贅沢かどうかは、それぞれの価値観によって違うという意見もあります。

贅沢な暮らしとは?富裕層の日常や必要な年収など(Real Media)

贅沢な暮らしの定義に明確なものはなく、人それぞれの価値観によるものです。


確かにそのとおりでしょうが、絶対的な基準もあると思います。
一般的に考える平均以上の生活、暮らし、お金の使い方でないと、贅沢とは言えないでしょう。


明らかにお金がなく、生活が苦しいのに贅沢な暮らしだと言う人もいます。

68歳、つつましくも贅沢な暮らし: 年金3万+α 、好きな場所で好きに生きる(なかはらけい子 著)

年金3万円68歳・八ヶ岳の一人暮らし「離れて暮らす夫とは独立採算制。薪や段ボールで調理も暖もとる、ひたすら倹約の日々」


これはどこが贅沢なのかわかりません。本人がそう言っているだけで、客観的には極貧、不便、過酷な生活にしか見えません。高齢者にこの環境はつらいと思います。


贅沢に興味がないと言う人もいます。

「贅沢な生活って何が楽しいの?」――年収1200万円、資産家の独身男性の疑問に注目集まる(キャリコネニュース)

男性は「贅沢な生活」に、みんなが憧れる気持ちが全くわからないという。飛行機のファーストクラスやホテルのスイートルーム、1食20万円の懐石や10万円のステーキ、50万円のオーダースーツなど、世間で「贅沢」と呼ばれることは一通り享受してみたが、
「ただそれだけのために100万単位で金を払うのはアホらしい」
「その気になれば年3~4回は無理なくやれるのだが、全くそんな気にならない」


この男性はお金の使い方をあまり知らないと思います。
彼のイメージする贅沢が豪華旅行、豪華料理、高価な物であり、それらには興味がないというだけです。
世間一般の贅沢をしても、それが自分が欲しくない、価値観に合わないものなら、その人にとっては贅沢ではないということでしょう。


まず、贅沢な暮らしの前提条件として、
・日常生活が快適でレベルが高い
・その生活を送るための定期的な収入あるいは貯蓄がある
・新しい物・サービスを積極的に試し、いいものは普段使いにする
があると思います。

そして高価な買い物、お金がかかるイベントがあり、
・それらが自分にとって欲しいもの、やりたいことである
・それらに対して、一般的に考えて平均以上のお金を自由に使える

ここまで達成できれば贅沢な暮らしをしていると言えるのではないでしょうか。