YukunP’s diary

古すぎる「定年」のイメージを変えたい! 今の定年は違うんです

妻にたくさん遺産を残すとかえって不幸にしてしまうかもしれません

ここでの「たくさん」はだいたい数千万円以上のお金です。

FNNオンラインの人気シリーズ「年金の現実」を見ると、
何人かの女性が父親や夫の遺産をあっという間に使ってしまっています。

人気シリーズ年金の現実! 老後も働く?

夜は”懐中電灯”生活・・・年金暮らしの厳しい現実

・贅沢して使い切ってしまった カラオケ、宝石、絵画、洋服など
・投資で失敗して大損した コロナ暴落で慌てて売った
・「友人」の投資話に乗り、借金まで背負ってしまった

贅沢して使うのは自分のためだから問題ないようにみえますが、使い切ったあとも贅沢が抜けず、困窮して不幸になるようです。


これを見て、自分の死後に妻が安心できるようにと頑張って働き、できるだけ節約して大金を残してしまうと、かえって不幸にさせるんじゃないかと思うようになりました。

妻は大金を持って不幸になるタイプかどうかを考えてみます。
(1) お金の知識があまりない
(2) 友達?の言われるままにお金を払いそう

(2)の傾向があればそれだけで不幸になりそうです。
(1)だけでもリスクがあります。ほとんどの高齢女性は(1)に当てはまるのではないでしょうか。

ではどうすればいいでしょうか。

ひとつのアイデアは、できるだけ子供に流れるようにすることです。子供にその世代の平均的なお金の知識があることが前提です。
・住宅取得などの機会があれば子供に贈与する
・子供に家を、妻には現金を相続させ、そこから子供に家賃を支払うようにする

合わせて国民年金を繰り下げ、その間はその分のお小遣いをあげるようにします。
年額78万円が42%増になっても111万円であり、年金控除で所得はほぼ0です。

自分の死後は、非課税の遺族年金と妻の国民年金だけで生活してもらいます。

年200万円くらいあれば十分生活できるはずなので、そのあたりを目指して繰り下げ年数を調整すればいいのかなと思います。