YukunP’s diary

古すぎる「定年」のイメージを変えたい! 今の定年は違うんです

老後にお金を使い切る具体的な方法

こんな方法で少しずつ着実にステップアップしたらどうでしょう。


ステップ1:せこい節約をやめる

1.水道光熱費を節約しない
冷暖房を我慢して電気代を節約することをやめます。
寒いのにシャワーにして水道代、ガス代を節約することをやめます。
夫婦二人しかいないからシャワーだけで済ませよう、そして前年より使用量が減った、もっと頑張ろうとなりがちです。これをやめます。

2.値引き、値段にこだわらない
値引きを待って買うのをやめます。
わざわざ安いスーパーに行って買うのをやめます。

3.ポイ活をやめる
数円、数十円のために頭を使い、工夫するのをやめます。

4.家電、備品、衣料品など、壊れるまで使う、擦り切れるまで使うのをやめる
調子が悪いけれども、まだ使えるから、まだ着られるから使おうとなりがちです。これをやめます。


ステップ2:生活レベルを上げる

5.食費を増やす
価格ではなく、質で買います。できるだけ高品質のものを買います。
例えば、値段の高い方から見て決める、「特選」「贅沢」などと書いてあるものを選ぶ、「国産」「北海道産〇〇100%使用」など産地を明記してあるものを選ぶ、といったやり方です。

6.高級な物、サービスにトライする
よりお金を使う習慣を身につけます。
値段の高いものにはいいものがあるので、そちらを選びます。
使ってみて、もしいいものだと思ったら普段使いにします。


ステップ3:便利なサービスにお金を使う

7.外食を増やす
健康には良くありませんが、出かけたときは外食する方が時間を節約できます。
そして妻が喜びます。

レストランが複数あって混んでいるときは高い店に入ることで時間を節約できます。
特に休日に外食すると混んでいることが多く、そういうときに値段の高い店はたいてい空いているのでそちらを選びます。

8.交通費
1か月前に申し込んでも新幹線のチケットが取れないことがあります。この場合、普通は時間をずらすか、こだまにするかですが、グリーン車なら取れる場合があるので、グリーン車にします。


ステップ4:お金を使う機会を積極的に自ら作る

9.旅行、グルメ
できるだけ遠くに、長期間、旅行をします。できれば海外がいいでしょう。

死ぬときに「あそこに行っておけばよかった」とならないよう、行きたいところに行きます。

同じく死ぬときに「あれを食べておけばよかった」とならないよう、食べたいものを食べ、行きたいレストランに行きます。

10.街歩き
節約術のひとつに、近くにある入場料無料の公園・図書館に家で作った弁当を持っていく、というのがあります。
しかしこれだと行動範囲が狭く、得られる情報が限られ、同じことの繰り返しで飽きてしまいます。

これをやめ、電車に乗って遠くに行きます。
有料の美術館・博物館に行き、併設のレストランに入ります。
行動範囲が広くなり、得られる情報、体験が増えます。

 

お金を使い切るためには、できるだけお金を使わない生活から、できるだけお金を使う生活に切り替える必要があります。

これは、今まで一生懸命、節約でやってきたことをやめ、180度方向転換することを意味します。

頑張ってきたことをやめる選択であり、今までの自分を否定することでもあります。

方向転換する、変わるのは難しいかもしれません。

自分が金の亡者でないのなら、生きる目的はお金以外であるはずだから、その目的を第一として、お金は残された時間で上手に使い切るべきでしょう。