単に使い切るだけなら簡単です。家を買うとか、寄付をすればすぐになくなります。
そうではなく、せっかく頑張って稼いで貯めたのだから、自分のため、あるいは家族のために有意義に使いたいものです。お金を使うことは世の中のためにもなります。
まず、何に使うかを考える前に、何に使わないかを決めます。
1.大きなもの、目立つものは買わない
家、マンションは買いません。すでに自宅があれば必要ないからです。子供のために買うというのは悪影響を与えるので買いません。そもそもローンが組めないので買えないでしょう。
別荘は買いません。安い中古別荘がたくさん売られていますが、負動産となって子供に迷惑がかかるので買いません。貸別荘を探して借りましょう。
高級車は周りに目立ちすぎるので買いません。
車が趣味の人なら買っていいと思います。
2.消費のみに使い、リセールバリューで買わない
リセールバリューを前提にして、たいして欲しいわけではない輸入車、高級腕時計などを買うことはしません。それは値上がり狙いの投資であって消費ではありません。
3.希少価値、高額アートにはお金を使わない
高級品の値段が高い理由には、希少価値、アート的要素があります。
食べ物は高品質のものは買いますが、希少なものは買いません。
高級グルメで値段が高くなってくると、店の雰囲気、料理の見せ方、演出など、食べ物以外の要素が多くなってきます。そういうものはいりません。
ただ、アートを楽しむために買うならいいでしょう。
絵画などの作品を買うことは、それが好きならいいのですが、値上がり狙いで大して欲しくない高額のものは買いません。
4.お金を使うこと自体を目的にしない
高級車を何回も買い替える、高級旅館をはしごする、などすればお金を使えます。それがやりたいことならいいですが、お金をたくさん使うためにやることはしません。
5.他人のために使わない
応援しているチーム、推しに使うことはしません。
単に自分が行きたい試合やコンサートに行くというのはいいと思いますが、余計にグッズを買うのは自分のためではありません。
こうやって買わない物を考えていくと、お金を使うことが結構難しくなります。