YukunP’s diary

古すぎる「定年」のイメージを変えたい! 今の定年は違うんです

自己肯定感が低くなってしまう原因は何か

非常に能力が低い人の自己肯定感が低いのはわかるのですが、
そこそこ能力が高い人、十分能力が高い人も自己肯定感が低いことが指摘されています。
これはなぜなのでしょうか。


第一の原因は親が否定することです。

他人と比較し、まだ頑張りが足りないと徹底的に否定する。そうする厳しさが必要だという考え方が正しいとされているからです。
子供はできないことがたくさんあるので、否定の材料には困りません。
これを続けられると自己否定人間になります。

 

第二の原因は先生、部活のコーチが否定することです。

他の生徒、他校と比較し、まだ頑張りが足りないと徹底的に否定する。そうする厳しさが必要だという考え方が正しいとされているからです。
学生はできないことがたくさんあるので、否定の材料には困りません。
これを続けられると自己否定人間になります。

 

第三の原因は上司が否定することです。

他部署、他社と比較し、まだ頑張りが足りないと徹底的に否定する。そうする厳しさが必要だという考え方が正しいとされているからです。
できる上司、実績のある上司ほど厳しい指導をします。
若い社員はできないことがたくさんあるので、否定の材料には困りません。
これを続けられると自己否定人間になります。


多くの若者が成人になっても自己肯定感が低いままである理由は、

・世の中が複雑になり、求められる要求レベルが高くなる傾向にある
・若者がそれになかなか追いつけない
・その状況に対して上司・先輩の指導が厳しくならざるを得ない
・それが自己肯定感を低くさせ、若者の能力が上がりにくい

といった悪循環になっているからではないでしょうか。

教育の場では自己肯定感を重視するようになりましたが、職場ではまだまだです。
今後は職場での自己肯定感が大きなテーマになるのだろうと思います。