生き方について検索すると「自分探し」という言葉がよく出てきます。
辞書では「それまでの自分の生き方、居場所を脱出して新しい自分の生き方、居場所を求めること」(デジタル大辞泉)とあります。
ネットの記事を探すと、自分探しを完全否定するもの、大切だがほどほどにという中立的なもの、肯定し具体的にやり方を説明するもの、といろいろあります。
■完全否定するもの
自分探しの旅には出るな! 自分が見つかる心理テストと解説(ビジネス心理学)
まず、自分探しをする前に、「自分探しをしても、答えは見つからない」ということを覚えておいてください。なぜなら、本当の自分なんてないからです。
自分探しはあまり意味がないので、すぐにやめて働こうと促す内容です。
「自分探し」をしてはいけない3つの理由!?(Yahooニュース)
やりたいこと、見つけられるといいね。地に足をつけてな。動き出してみなよ。
考えずにまず動け、と企業の人事担当者が言うようなことを大学教授が言っているのが驚きです。
■大切なことではあるが、いつまでも続けるのはよくない、という中立的なもの
なぜ私たちは「自分探し」をしたくなるのか(STUDY HACKER)
「自分探し」は、生き方を考える大切なプロセスではありますが、いつかは卒業し、進路を選択しなければなりません。
自分探しから抜け出す方法5つ|自分がわからないあなたに(本当の働き方さがし)
この記事の結論は、以下の通りです。
「自分探しをしたい!」と思っているならするべき
「自分探しなんて興味ないよ」と思っているならしないべき
■肯定的なもの
自分探しとは?|本気でやりたいことを見つけるメリットも徹底ガイド(Smartlog)
自分探しのメリット
1. 自分の価値観や本心が再認識できる
2. 視野が広がりやすい
3. 今後の人生の指標が見つかる
自分探しとは何か?意味とやり方を専門家が解説する(八木仁平公式サイト)
僕は「自分探し」は「内」と「外」の2つの側面からできていると考えています。
①自分の内側から「何が好きか?得意か?どう生きたいか?」を探す側面
②自分の外側の社会から「自分にマッチした仕事」を探す側面
自分探しを完全否定するのは思考停止であり、間違っています。
傾向として若者のほうが問題に真剣に取り組んでいると思います。
考えてみれば若者が自分探しをするのは当たり前です。
就活でかなり苦労し、考え抜いていると思います。
生き方や生き方の見つけ方については若者から学んだほうがいいような気がします。
今はブログやYoutubeで考え方をじかに聞くことができます。