YukunP’s diary

古すぎる「定年」のイメージを変えたい! 今の定年は違うんです

世の中の投資の情報は若者向けに片寄っています

一般的に高齢者の方がお金を持っており、高齢者が投資の主役であるはずです。
しかしなぜか世の中の情報は若者向けに片寄っています。

iDeCo、NISAをどう使うか、どのように積み立てるか、どの投資信託を買うかというのは若者向けの情報です。

これに対して高齢者向けの情報にはいいものがありません。

よくある高齢者向けの情報は、

1.50代、60代からの資産形成

若者向けのノウハウが50代、60代も応用できるというものですが、50代は教育費がかかるのと、給料が下がり始めるので、積み立てはかなり難しいです。
60代はさらに給料が下がるので、積み立てはさらに難しくなります。
高齢者なら運用しながら取り崩しも考えるべきですが、そういう情報はほとんどありません。


2.退職金の運用をどうするか

たいていは、一般論を説明したあとで銀行・証券会社の窓口にご相談くださいとなっています。
相談したら、販売手数料と信託報酬が高いのに実績が伴わない投資信託、ハイリスクローリターンの仕組債、毎月分配型ファンド、を売りつけられるのは目に見えています。


3.高齢者は投資をやるな

ハイリスクローリターンの金融商品で大損をした高齢者、投資詐欺にあった高齢者の例を挙げ、投資を否定しています。


高齢者向けの情報は種々雑多で誰の言うことを信じればいいのかわからない状況だと思います。
高齢者は、高齢者向けの一般的、標準的な情報がないことに気づくべきです。
だから、情報を収集する際に気を付け、自分で考える必要があります。
自分で考えられない、わからないというなら、投資はやらないという選択もいいと思います。