YukunP’s diary

古すぎる「定年」のイメージを変えたい! 今の定年は違うんです

高齢者には長期投資は不向きです

第1の理由は、余命が短いからです。

運用期間がせいぜい20年と短いです。
今から20年は運用がうまくいかず、その次の20年で絶好調になる場合、若者の長期投資は成功しますが、高齢者は失敗することになります。


第2の理由は、高齢者にとって最初の10年は次の10年より重要だからです。

最初の10年はマイナスで次の10年は大きくプラスになった、というのでは老後を楽しめません。
次の10年では認知症になる可能性があり、そうなったら運用はできません。
死ぬ間際で高騰しても意味がありません。

だから高齢者にとっては、目先の結果が重要になります。


第3の理由は、空き時間がたっぷりあるのに何も考えないで長期投資をするのはもったいないからです。

高齢者は勉強する時間がたっぷりあります。
政治・経済を勉強する、国際情勢を追う、世の中の動きを追う、企業分析をする、相場を追う、考える時間がたっぷりあります。
それなのに、何も考えずに長期投資するのはもったいないです。
それはチャレンジしないことです。

リスクをとりたくない、チャレンジしたくない、何も勉強したくない、よくわからない、というなら、何もせず、資産を着実に取り崩して有効活用するのが一番です。