宝くじの期待値は45%なんだそうです。
それなのに宝くじを買うのは、当たる確率がゼロではないし、当たる可能性を信じているし、買わなければ当たらないという論理があるからでしょう。
この論理に対抗する考え方は、大金を当てるには確率が低すぎるということです。
勝ち目が限りなくゼロです。
さらに繰り返し買っていくことでリターンが45%に近づいていき、長い目で見てもやはり損をすることになります。
しかしこの考え方だけだと「もしかしたら当たるかもしれない」と、当たることを夢見てしまっている人を説得するのは難しいと思います。
第57回 宝くじは愚か者に課せられた税金【お金の勉強 初級編 】
両学長 リベラルアーツ大学での宝くじの評価は、
・当選確率が極めて低い
・万一当たると不幸になることが多い
・お金を増やしたいなら金銭的に価値のあるものを買って資本家側にならないといけないのに、宝くじを買うことはそれとは逆のことをしている
・宝くじは胴元がボロ儲けする仕組みであり、それを買う者は、仕組みにまんまと乗せられてしまった愚か者である
といったものです。お金持ちになる人は決して買わないが、そうでない人が買うのをやめさせることは難しいのかもしれません。
