八木仁平の自己理解チャンネルに、インフルエンサーの言葉を真に受けてはいけない理由という動画があります。
彼は現状をこう分析しています。
「インフルエンサーの言葉をすべて真に受けて右往左往としている人が多い」
「インフルエンサーの言葉はその人にとっての正解でしかない」
「自己啓発本はその著者の体験を書いたものに過ぎない」
「世の中には正解を集めようとしている人が多い」
「誰かの生き方がそのままうまくいく確率は非常に低い」
「なぜなら好きなこと、得意なこと、価値観がちがうから」
真に受けてしまう原因は、
「大学を出たあとはレールがない」
「世界のどこかに正解があると信じてしまっている」
「自分で正解を作ることができない」
真に受けてしまう心理は、
「誰かに従うことで安心感を得たい」
「社会に存在している「こうじゃなきゃいけない」という通念に縛られている」
「どこかに正しい生き方にあってその通りにすればいいと信じている」
そして八木氏の主張は、
「社会の通念はすべてウソであり、正解はそれぞれの中にある」
「自分にとっては何が正しいのかが大事」
「自分の生き方の答えは、自分で作り出すしかない」
「答え探しをやめ、うのみにするのをやめる」
「自己理解をして、自分なりの生き方の説明書を自分で作る」
となります。
この考え方は定年後のシニアにも大いに役立つと思います。
シニアも定年後はレールがありません。20代と境遇が似ています。
ただし社会経験は十分にあります。
定年本の著者、人事コンサルタント、キャリアアドバイザーの言うことに盲目的に従ったり、社会通念に縛られて右往左往することなく、自分にとって何が正しいのかを考え、自分の生き方を自分で作り出せるはずです。