サライ.jpに東京大学高齢社会総合研究機構 特任教授の秋山弘子氏へのインタビュー記事があります。
「日本全国の高齢者約6千人を30年以上にわたり追跡調査した結果、男性の場合は団体やグループへの参加が後年の健康度と関連しているというデータが出ています。」
「定年後も生涯現役でいるためには、社会とのつながりを維持することが必要です。そこで、私がもっともおすすめしたいのは「仕事」です。」
日本でも大がかりな調査をやっていることを初めて知りました。秋山氏は高齢者に外に出て仕事をすることを勧めています。そしてその働き方として、
(1)バランスを取る→「働く」「学ぶ」「遊ぶ」「休む」をうまく組み合わせる
(2)働く形は柔軟に→それぞれの状態に合わせて働ける範囲で働く
(3) 「もう働けない」と思わない→学んでテクノロジーを使いこなす
(4) 「人生二毛作」→現役時代と同じ仕事をしなくていいし副業をしてもいい
ということを心に留めようと説いています。
何となくそれが正解であるような気がします。何らかの形で死ぬまで働くようにしたほうがいろいろとメリットが多いと思うようになりました。
再雇用がある5年間はそれで働けばいいですが、その後はどうやって働くか、また働き方をどうするかを考える必要がありそうです。