65歳一人暮らし年金月10万円?どうやって生きていけばいいんだよ!(新貧乏ながら気楽な人生TV)
YoutuberのRYUさんが、特に65歳から70歳までの5年間をイメージして一人暮らし年金月10万円で楽に暮らせる方法を解説しています。
まず額面が10万円でも健康保険料、介護保険料合わせて1万円が引かれます。所得税、住民税はゼロなので手取りは9万円になります。
一般的な生活保護受給額が11万円なので、これはそれ以下の収入となります。生活保護だとあれこれ注文をつけられるため、保護を受けずに9万円で自由に生活することを勧めています。
9万円の支出の内訳は以下になります。
家賃+管理費 20,000
光熱費 6,000
通信費+携帯 4,000
食費 20,000
雑費 10,000
医療費 10,000 何もなければ貯金
予備費 20,000 何もなければ貯金
住居は地方都市でのワンルームマンションを想定しています。探せば20,000円の物件は簡単に見つかるそうです。
無料でインターネットがついている賃貸マンションもあるので、電話をIP電話とすれば通信費+携帯の4000円は多すぎるくらいです。もちろん格安SIMを使います。
食費はすべて自炊です。添加物いっぱいのコンビニ弁当はやめます。
健康的な生活を送るようにし、医療費はほぼかからないとします。
水道・電気・ガス代が自炊もしていて6000円で収まるか疑問ですが、RYUさんの経験を元にしているはずなので、節約次第で可能なのでしょう。
すると年36万円の貯金ができ、70歳までの5年間で180万円になります。
また、健康のため週3回午前中だけバイトをし、月48,000円の収入を得ます。
スーパーの品出し、陳列などシニア歓迎のバイトはたくさんあるそうです。
これを全額貯金すれば1年では576,000円となり、70歳までの5年間で288万円になります。
65歳時点で貯金ゼロでスタートし、生活がつながるだけではなく、順調にいけば70歳で468万円の貯金ができることになります。これでその後の生活に余裕ができます。
このストーリーのからくりは65歳から70歳は非常にいい期間であることです。
・比較的健康である
・健康なので週12時間なら楽に働けるし、60代なら求人がたくさんある
さらに、年金控除110万円、給与控除55万円をうまく使うことになり、税金をとられず収入のほぼ全額が手取りとなるほか、住民税非課税になります。
最低限の収入の範囲内で、効率良く最高のメリットを享受できるわけです。
これが実践できるなら、多くの人は老後のお金の不安がなくなるでしょう。
さらにこれをベースにいろいろなケースを考えることができます。
健康に問題があって働けず、医療費月3万円かかったとしても、収支は合います。
住民税非課税世帯の高額医療費の自己負担分の上限が34.500円なので安心です。
70歳以降に職が得られなかったとしてもなお月3万円の余裕があります。
夫婦二人暮らしで妻にも10万円の年金があれば、シェアできる部分が増え、さらに余裕ができます。
もちろん年金と貯金がこれより多いなら、大都市に住み、お金のかかるレジャーを楽しむとか、高級食材を買うとか、それに応じた生活を楽しむことができます。働かないことも選択できます。
自由な生活の第一歩は生活費を抑えることから始まると思います。