2021年の確定申告をしました。
1/25に税務署からメールが届き、その日のうちに申告して2/7に還付金が振り込まれました。2週間かかっていないのでかなりスピードアップしています。
今年は2つの発見がありました。
一つは、株式の配当を所得税では総合課税を選択し住民税では申告不要制度を選択する、というやり方についてです。
去年は区役所に行って用紙をもらって申告しました。
今年はe-Taxだけでいいと聞いたのですが、実際にやってみると譲渡損失の相殺があるとe-Taxだけではできないことがわかりました。
区役所から申告用紙が届いているので、これでやることになります。
もう一つは配当控除の範囲です。
配当控除は、収入が低くて給与所得+配当所得が195万以内に収まり税率が5%になると、配当控除がマイナス10%なので合計がマイナス5%になり、給与所得の税金まで引いてくれるという素晴らしい制度です。
これが給与所得の税額からも引ききれなかった場合は株式譲渡所得の税額からも引いてくれることが今回わかりました。
これをうまく使うと、例えば給与所得が0、配当所得が195万だとほかの所得の税額から9.75万円引いてもらえます。
FIREを実現した人はこういったことをうまく使っているのだと思います。
この所得税と住民税で別の申告制度を使うやり方は、2024年度からできなくなります。
総合課税になると住民税が5%から7.2%に上がるだけでなく、国民健康保険料が上がります。
国はFIREには冷たい、ということでしょう。