「勝間式ロジカル不老長寿」は、勝間和代さんが老後のことを考察している本です。
長生きをするための方法をロジカルに分析し、また、長生きをしたときの「リスク」をどうやってマネジメントするかを徹底的に考えます。
「年金を受け取らない覚悟をする」
これにはびっくりしました。こう言う人は他にいないと思います。
「お金を稼ぐことは最高のエンターテインメント」
これで幸せになるなら、それはそれでいいでしょうが、大多数の人は当てはまらないと思います。このあたりが普通の人と違い参考にならない部分です。
「老化とは、死に至る慢性病である」
老化を治す治療法があるかのようです。老化は自然のもので受け入れるしかないと思うのですが。
ホリエモンも俺は死なない、ずっと健康でいたい、老化しないようにしたい、と力説しています。いろいろなコネで情報を手に入れ、最先端の医療やサプリを試しています。
成功しているような人は不老長寿を目指す傾向があるようです。
死ぬ運命、老化する運命を受け入れない、長生きリスクは考えても早死にリスクは考えない、という共通点があります。
勝間氏は52歳、ホリエモンは48歳なので多少老いを実感し始めたとしても、まだ死ぬことなど考えられないということかもしれません。
10年後、20年後も同じことを言っているか覚えていたいと思います。