YukunP’s diary

古すぎる「定年」のイメージを変えたい! 今の定年は違うんです

ピンピンコロリを実現する方法

ピンピンコロリ(Wikipedia)

ピンピンコロリとは、健康寿命の長さを言い表した表現で、「病気に苦しむことなく、元気に長生きし、最後は寝込まずにコロリと死ぬこと、または、そのように死のう」という標語。

大変いいことのように思いますが、これには批判があるようです。

・要介護状態、認知症や障害の人を否定している
 ⇒否定しているわけではなく、自分がそうなりたくないと考えているだけであって、そう考えるのは個人の自由だと思います。

・要するに突然死であり、死因不明が多く、家族に悔いが残る
 ⇒普段から交流があれば高齢で突然死しても残念感は少ないし、高齢ならいつ死んでも自然だと思います。

おそらくほとんどの人はピンピンコロリの死に方を望むでしょう。

でもこれは標語であって、願いであるということです。願うのは誰でもできます。
願うだけでなく、できるだけそれを実現するためにどうすればいいか、そのためのステップを考えてみました。


1.目標寿命を設定する

60代前半の男性なら、85歳くらいが平均寿命になります。
自分は特に体が丈夫というわけでもなく、かといって不健康というわけでもないので、だいたい世の中の平均ぐらいは生きるだろうし、これくらい生きれば十分、と思うなら目標寿命を85歳とします。

2.目標寿命まで健康を維持する

普通の健康法を実践します。がん検診を受ける、筋トレをするなどです。

3.目標寿命が近づいたときに致命的な病気になった場合は、負担のかかる治療をせず、延命治療もしない

そのタイミングを80歳とします。80歳を過ぎたら積極的な治療をしません。
痛みを和らげるなど、負担の少ない方法を考えて自然に任せます。


ただそう考えるのは簡単ですが、いざその状況になったとき、どうしていいかわからなくなると思います。
「致命的な病気」「負担のかかる治療」「延命治療」「積極的な治療」とは実際どういうことなのか。
「自然に任せる」とはどうやって実現できるのか。
それぞれ具体的、詳細に考えた方がいいし、実現させるためには行動する必要があるはずです。

60代にとってはかなり先のことになるでしょうが、終活として葬式のことを考えるより、まず勉強すべきことだと思います。